ノン・ボーダーの人は、 子供が傷つくのを防ぐために、 莫大な努力をするでしょう。
しかし、 自分自身が虐待の対象となった場合、
軽く流そうとし、 自分自身を責めさえします。
だからこそ、 あなた自身が (前の日記の)
車の中にいる子供だと 想像してほしいのです。
毒されておらず、 自分自身のニーズ以外 何も意識していませんでした。
次の例を見て、 本能的なレベルで答えてください。
質問は 比喩的, 情緒的に捉えてください。
* 車の中に閉じ込められたのは、 どんな感じでしたか?
例 : 泣けてきました。
助けてくれる人もなく、
親は私の苦しみに目を向けず、 よそへ行ってしまいました。
* あなたの親は どこにいたのでしょう?
例 : 母は 店で何かが必要だったので、
私を残すことの危険性を 全く考慮しませんでした。
* あなたは 車の中に閉じ込められて当然だ ということをしましたか?
例 : していません。
私は多分、 親が望まない子だったのです。
何故かは分かりません。
* 車の中で何が起こりましたか?
例 : 数人の人が通りすぎていきました。
母は戻ってきたとき、 私がどれほど暑かったかさえ 気付きませんでした。
今や私は、 前よりさらに欠陥ができました。
成長して傷が残るでしょうが、 幼すぎて この出来事は覚えていないでしょう。
これもまた、 私がなぜ正常でないかという 謎のひとつになります。
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
(星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕