「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

変化実験 (2)

2015年06月07日 18時09分20秒 | 「BPD 実践ワークブック」より
 
(前の記事からの続き)
 
※ アクション・ステップ21 (2)
 
【実験2】
 
 変えたいと思う習慣を ひとつ取り上げてください。
 
 体重を減らすとか、 自分に利益があるもので、
 
 そのゴールを 手の届く範囲に定めましょう。
 
 成功したときの利益を 下に書き、 1週間参照してください。
 
 ______________________________________
 
 ゴールに向けて 1週間努力し、 次の質問答えてください。
 
1. 変えようとした習慣は何ですか? 
 
 ______________________________________
 
2. 1週間継続できましたか?  できなければ どれくらいできましたか? 
 
 ______________________________________
 
3. 変化を覚えていることは 難しかったですか? 
 
 ______________________________________
 
4. 1週間のうちに 違和感は減りましたか? 
 
 ______________________________________
 
5. もう1~2週間 この実験を続けたら、 もっと上手になりますか? 
 
 ______________________________________
 
6. 自分が選んだという事実は、
 
   この実験に対する態度, 成功, 意欲に影響しましたか?
 
 ______________________________________
 
 
 変化は難しく、
 
 忘れないよう努力しなければならないものなら、 一層難しいということを、
 
 このアクション・ステップは示します。
 
 加えて、 変化への動機がなければ、 成功の可能性はほとんどありません。
 
 自分で望んで変えようとしても 難しいのに、
 
 BPにとって 変化がいかに困難か 分かるでしょう。
 
 もし望んでいなければ、 変化はほとんど望めません。
 
 BPには 専門家の助けが どうしても必要なのです。
 
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
 (星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕
 
コメント
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