(前の記事からの続き)
※ アクション・ステップ21 (2)
【実験2】
変えたいと思う習慣を ひとつ取り上げてください。
体重を減らすとか、 自分に利益があるもので、
そのゴールを 手の届く範囲に定めましょう。
成功したときの利益を 下に書き、 1週間参照してください。
______________________________________
ゴールに向けて 1週間努力し、 次の質問答えてください。
1. 変えようとした習慣は何ですか?
______________________________________
2. 1週間継続できましたか? できなければ どれくらいできましたか?
______________________________________
3. 変化を覚えていることは 難しかったですか?
______________________________________
4. 1週間のうちに 違和感は減りましたか?
______________________________________
5. もう1~2週間 この実験を続けたら、 もっと上手になりますか?
______________________________________
6. 自分が選んだという事実は、
この実験に対する態度, 成功, 意欲に影響しましたか?
______________________________________
変化は難しく、
忘れないよう努力しなければならないものなら、 一層難しいということを、
このアクション・ステップは示します。
加えて、 変化への動機がなければ、 成功の可能性はほとんどありません。
自分で望んで変えようとしても 難しいのに、
BPにとって 変化がいかに困難か 分かるでしょう。
もし望んでいなければ、 変化はほとんど望めません。
BPには 専門家の助けが どうしても必要なのです。
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
(星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕