「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

自分を力づけ、 励ますコーピング思考を用いる

2016年05月07日 19時56分00秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 人生には、 苦痛に耐えるために、 励ましの言葉が必要な 苦悩の時期があります。
 
 自分を力づけ、 励ますコーピング思考を 用いることができます。
 
 動揺したり気分を害したとき、 自分を落ち着かせることができるでしょう。
 
 コーピング思考のリスト紹介します。
 
 役立ちそうなものにチェックを付けて、 自分でも考え出してみましょう。
 
コーピング思考のリスト
 
□ 「この状況は永遠には続かない」
 
□ 「私はすでに 多くの辛い経験をし、 乗り切ってきた」
 
□ 「これも通りすぎていくだろう」
 
□ 「私は不快になっているが、 それを受け入れることができる」
 
□ 「不安であっても、 私は対処することができる」
 
□ 「これは 恐れに対処する方法を 学ぶ機会だ」
 
□ 「私はこれを乗り越えられるし、 へこたれもしない」
 
□ 「私は解き放たれて、 リラックスする時間をとることができる」
 
□ 「不安や悲しみが 私を打ちのめすことはない。
 
   いまは気分がよくないというだけだ」
 
□ 「これは単に私の気持ちであり、 やがては消えるだろう」
 
□ 「時には悲しさや不安を 感じてもいいのだ」
 
□ 「私の思考は 私の人生をコントロールしない。 私自身がコントロールするのだ」
 
□ 「私には 違う考えをすることもできる」
 
□ 「私は危険な状態にはない」
 
□ 「だから何だというのだ?」
 
□ 「状況は最悪だが、 一時的なものに過ぎない」
 
□ その他のアイデア ____________________________
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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