「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

自分を肯定するための 言葉を用いる

2016年05月15日 19時57分01秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 自分を肯定する言葉は、
 
 圧倒されるような感情の裏に、 苦悩に対して健康的に対処できる、
 
 愛情に満ちた自分が隠れていると 思い出させてくれます。
 
 以下の例で、 使ってみようと思うものに チェックを付けて、
 
 自分でも考えてみましょう。
 
□ 「いくらかの欠点はあるが、 それでも私はよい人間だ」
 
□ 「私は自分自身と他の人のことを 大切に思っている」
 
□ 「私はそのままの自分を 受け入れている」
 
□ 「私は自分自身を愛している」
 
□ 「私は善良な人間であり、 失格者ではない」
 
□ 「私は充分であり、 完璧な人間などいない」
 
□ 「私は自分の長所と短所を 両方受け入れている」
 
□ 「私は自分がすることと 言うことに責任を持つ」
 
□ 「私は望ましい人間に 近づいていっている」
 
□ 「私は豊富な感情経験を持つ 敏感な人間だ」
 
□ 「私は毎日 ベストを尽くしている」
 
□ 「忘れてしまうこともあるが、 それでも私はよい人間だ」
 
□ 「過去に過ちを犯したことはあるが、 それでも私はよい人間だ」
 
□ 「私がここに存在していることには それなりの理由がある」
 
□ 「常に見えてはいないかもしれないが、 私の人生には目的がある」
 
□その他のアイデア ____________________________
 
 自分を肯定する言葉を カードに書き、 家の中に貼ったりすることができます。
 
 その言葉を 頻繁に見れば見るほど、
 
 自分自身の考え方を変えるのに 役立つでしょう。
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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