ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

急に宅地開発が進んだような印象

2005-11-14 22:43:44 | 日常
 最近ウォーキングを始めて自宅の周辺を歩き回っている。

 今日になって気付いたのだが、自宅周辺で急に宅地開発が進んでいる。ごく近所の畑も、今日は地鎮祭が行われたらしく、紅白の幔幕を張ったテントが残っていた(汗)。それ以外にも、家が取り壊されて草ぼうぼう生えていた宅地が整地され始めていたし、他にも何か所か造成が始まっていた。

 阪神大震災以来止まっていたマンション開発はここ数年で再び進んでいたのだけど、バブル崩壊以降に人手に渡った土地の宅地開発がここ最近で急に再開されたような印象。

 主観的な印象に過ぎないのだけど、自分の目や感覚で掴んだものは大事にしたい。

 さて、景気回復の兆しと取るか、さらに勝ち組負け組が分化している兆しと取るか……。

命日は先月昨日だったけど

2005-11-14 21:58:33 | 日常
 お通夜は先月の今日だったし、本葬は先月の明日だった。自分の気持ち的には、やっと一ヶ月。

 先日、ご自宅でお焼香させてもらったので一区切りはついているのだけど、まだ気持ちは残っている……心の中で、合掌。

☆★☆★

 最近、癌で何年も闘病されていた社員も力尽きて亡くなられた。重なる時には、重なるものだ……(嘆息)。

P.ドラッカー教授、逝く

2005-11-14 20:18:05 | 時事
 少し遅ればせながら。

「経営学の神様」ピーター・ドラッカー氏が死去

 欧米のマネジメントに関心がある者なら一冊は読んでいると思う。かく言う私も、お世話になっている。

 「自己統制にもとづく目標による管理Management by Objectives through Self-Control」という概念を1950年代の終わりに提唱した。仕事における目標が上司と部下の間で明確であったらば、上司はいちいち指示を出す必要もないし、部下は自分の仕事の意味を理解して創意工夫に励むことができるという、成熟した知的労働者においては理想的なマネジメントスタイルだと思うのだが……いつしか「目標による管理」は日本で「目標管理」と略称され、まるでノルマ管理のように扱われるようになっていることが多いのは、残念なことだ。

 アメリカではすでに大きな産業セクターとなっている非営利団体のマネジメントについても本を書いており、さらに経営論というより経済論や社会論という広い視点で洞察力に満ちた文章が魅力的だった。

 また、ドラッカー教授の根っこにはナチスドイツを嫌ってアメリカに渡ったという個人的体験があり、その点からも20世紀の歴史の証人のひとりと言えると思う。

 合掌。