ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

コミックス派なんで知っていた

2006-12-15 12:48:49 | 趣味
のだめカンタービレ:主人公“野田恵”は実在する?
 天才的なピアニストでありながら、ゴミためのような部屋に暮らす音大生「のだめ」こと野田恵を主人公にした漫画「のだめカンタービレ」。女性漫画誌「Kiss」(講談社)で連載され、じわじわと人気を呼んで、10月からフジテレビ系の月曜日午後9時のドラマ枠「月9」でドラマ化され、一気にブレークした。上野樹里さんのコミカルな演技でお茶の間でもすっかり人気者となった“のだめ”は実在しているという……。

(中略)
 部屋を片付けられず、「ピギャー」「ぎゃぼー」など奇声を発する“変人”のだめが誕生したのは01年。二ノ宮さんが運営するホームページの掲示板に女性ファンの一人が「こんな面白い写真を撮りました」と、散らかった部屋の中でピアノを弾いている写真を掲載した。女性は現役の音大生で「野田恵」という名前だった。

 当時、新連載のアイデアを考えていた二ノ宮さんは、この写真からインスピレーションを得て、「だらしない女の子が主人公の音楽コメディー」というアイデアをまとめた。講談社の担当編集者も「クラシックとダメ女のギャップが面白い」とOKを出し、「のだめカンタービレ」の連載が始まったという。

 二ノ宮さんは、音大を卒業し、福岡県でピアノ講師をしている野田さんと電話で話しながら漫画のアイデアを練るといい、のだめが「もじゃもじゃ組曲」という曲を作るというエピソードでは、野田さんが電話口でピアノを弾いて、曲のイメージを作ったという。「のだめカンタービレ」のコミックスの巻末には「Special Thanks 野田恵」と必ず入っている。


 コミックスの後書きや挿入されたエッセイ的コメントまで目を通していれば周知の事実ではあるのだが(苦笑)。

 モデルとなったご本人は、テレビドラマを見ているのだろうか。見ておられたら、どんな気持ちで鑑賞されているのか、聞いてみたいなぁ。

 昨日はCD『のだめカンタービレ キャラクターコレクション ミルヒーと仲間たち編』が届いて、キャラクターコレクションは「のだめ編」「千秋編」「ミルヒーと仲間たち編」でコンプリート。あとは、100曲を収録したコレクションボックスを待つのみ(^^)。

 『のだめ』にハマったおかげで、『ベストクラシック100』『ベストクラシック100 2』『ベストピアノ100』『ベストオペラ100』までもiPodNanoに詰め込み、通勤や出張の車中ではクラシックで心を落ち着かせる日々……ついこの間までiPodNanoで一番聴いていたのはアニメ『新ゲッターロボ』のBGM集だったのだが、一度別のものにハマると完全にシフトしてしまう自分^^;。

「評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡」関連対談

2006-12-15 12:48:17 | 趣味
 世代的に、ファーストガンダムに熱狂するにはちょっと歳を食いすぎていた。でも『Zガンダム』には結構はまっていた(苦笑)。

人生は、誰から学ぶ――。龍馬、それともシャア
福井晴敏 & 皆川ゆか 『ガンダム』特別対談(1)
『ガンダム』を作るのは
歴史小説よりも100倍難しい!?


 対談、サワリの部分を引用。

では、そうした世界においてシャア・アズナブルはどんな人物だったのですか。

皆川 基本的に、シャアって面白いですよね。実は、ずっと負け続けているし。「機動戦士ガンダム公式百科事典Gundam Offcials(ガンダムオフィシャルズ)」(講談社刊)を書いたときには、ララァを愛しているかどうかというテーマがすごく大きくて、シャアについて悩んだんです。表面しか見ないと愛しているように見えるんですが、よくよく行動を分析すると、どうもそうじゃないという見方に変わってきました。例えば、「ノーマルスーツを着てください」とララァに言われても、シャアは着ていないんですよね。この事実をもっと大きく扱った方がいいと思いました。つまり、シャアは仮面をつけていますけど、その行動にも“仮面”をつけていたんじゃないかと。彼はニュータイプとしては二流だけど、一流のプライドと見識、強い責任感を持っています。まあ、これが困りものなのですが、周りは一流の才能があると思っているから、その期待に応えなきゃいけない。実際、シャアは『Zガンダム』で、中間管理職としてあちこちの立場を考えるようになります。主人公の17歳の子供に殴られて泣いたり、「これでいいなら安いものさ」と言いながら、後で公園で一人泣いていたりします。個人的にはコレたまらなく好きで(笑)。つらいことがあると「シャアもがんばっているんだから」と自分を励ましています。福井さんもあるでしょう。大人になって色んなしがらみが。

福井 うん、そうなんですよ。そういう意味で『Zガンダム』の方が記憶に残っているんです。世の中を生きていく上で参考になる。『Z』が本放送のころ、俺は17歳の高校生で、ちょうどアルバイトとかを始めて社会との距離感が分かってきた。17歳って思春期の完成する時期なんですよ。『Z』の主人公のカミーユ・ビダンは当時エキセントリックなキャラクターと言われていたけど、俺から見たら同じ年だし全くOK。もう彼の行動に全面的に共感しちゃいましたね。だから、もし当時の俺が『Z』のクワトロ・バジーナ(=シャア)を見たら、やっぱり殴るだろうな。だって、「あんた“俺と一緒に来るか”って言ったじゃんか。そのアンタがなんだよ、その煮え切らない態度は」ってなるでしょ。カミーユの場合、直前に別の人に殴られた腹いせというのもあって、早く感情をどこかで発散しなきゃ、ということもあったからさらに行動理由はリアルでしたよね。逆に、今『Z』を見ると、恥ずかしくて見ていられない。

皆川 えっ、なぜですか?

福井 いやー、あの作品には俺の17歳の頃の恥ずかしい行いが全部凝縮してあるわけですよ(笑)。今見ると、「カミーユ! もう、やめときなさい」「だまってなさい、そこでは」と言いたくなるような痛々しさがある(笑)。正直、俺もこの年になるとクワトロどころの騒ぎじゃなくて、本当に大人の気持ちがよくわかるんだけど、あんなときにカミーユに殴られたら何も言えないと思う。人間が年をとるってこういうことなんだなって実感しますね。一方で、シャアは言い訳の天才でもあるんですよ。それは「あなた、涙流してすごくかっこ悪いですよ!」という瞬間、思わせぶりなことを言って、「(かっこ悪いのも)俺の計算のうち」みたいなセリフが出てきますから。

皆川 シャアは二手三手先を読むっていうじゃないですか。けどその二手を出すときは、その前の作戦は失敗しているわけですからね。やっぱり言い訳に聞こえますよね。

福井 普通の強敵って、あまりしゃべらないで、後から行動を見て「こんなにすごい人だったのか」というのがわかるというもんでしょ。それが本来のシャア的な立ち位置じゃないですか。けれど、この人はよくしゃべるんですよ。「私は運がいい」とか自己確認するようなことばっか。自分に言い聞かせているんでしょうか。

皆川 シャアは自分を客観的に見すぎるのではないでしょうか。福井さんも原稿書いているとそんなことないですか? 一人称のセリフを書いていて思わず、それをつぶやいている状態に似ているのかもしれません。だから、シャアは客観的に自分を見て「シャア」というキャラクターを演じている。自分でシナリオを書いて、その通りにセリフを言う。だからセリフに現実感が妙に乏しかったりするのではないでしょうか。この人は自分が死ぬとも思ってないんじゃないですか。

福井 じゃあシャアが唯一、自分のシナリオから逸脱して、感情を爆発させたのは、テレビ版のララァが死んだ場面ですかね。でも映画だと、ちょっと違うけど。映画だと、涙流したけど落ちついているじゃないですか。あれは、やっぱ「今回は映画版だから、オレちょっと落ち着いていかなくちゃ」とかモードが変わっているんですかね(笑)。

皆川 映画を見るとより複雑になっているんですよね。映画版ではそのあたりは新作画になっているので、少し描き方が変わったんでしょうね。例えば映画版の“ア・バオア・クー”でセイラと別れるシーンでも、実は視線がセイラを向いていないんですよね。「いい女になるのだな・・・。アムロくんが呼んでいる」と言うときに、全然違う方向を見ているんです。我々はやさしいキャスバル(=シャアの本名)兄さんのセリフとしてとらえるけど、本当はアムロを監視するために、リベラルな妹をそばにおいておけば、アムロを抑制できるのではないか、と思ったんじゃないでしょうか。

福井 うーん、なるほど。そこは気がつかなかった。


『Zガンダム』におけるシャア(クワトロ・バジーナ)の立場や役回りについて、的確に語ってくれていて面白い。私はカミーユに肩入れする年齢ではなかったので、カミーユに殴られる場面では、格好悪い大人の立場を理解しながら見てましたね。


「あいまいなメッセージ」ということは

2006-12-15 12:47:39 | 時事
 フィナンシャルタイムズの記事から。

安倍首相のあいまいなメッセージは日本への投資意欲を低下させる

 安倍首相の政策はあいまいであり、安部氏の指揮下で与党・自由民主党は改革路線を後退させているという印象が広まっている。とりわけ、安倍内閣の経済、財政政策の不透明感によって、改革に対する安倍氏の決意が疑問視され、海外勢の日本への投資意欲が低下している。

 安倍氏は首相就任後間もなく、経済成長を優先する考えを表明した。その計画の一環として、外国人が日本へ投資しやすくしたいと語った。しかし、これまでのところ、日本政府が政策の方向性に関して送っているサインは、よく言って分かりにくく、悪く言えば定めた目標に反するように思われる。

 言葉の上では成長を強調しているが、政府の政策と日本銀行は引き締め方向に向かっている、とリーマン・ブラザーズ証券会社東京支店のエコノミスト、白石洋氏は指摘する。「財政政策は、成長に逆風となっている」と白石氏。「締め付けは強化されている。財政引き締めを急ぎ過ぎるのが気掛かりだ」。

(中略)

 さらに悪いことに、自民党は最近、郵政「造反」議員12人のうち11人の復党を決定したことで、以前の悪い路線に戻っているとの印象を与えている。11人の造反議員は、小泉純一郎前首相が改革の本丸としていた郵政民営化法案を支持しなかったため、党から追放された。造反組復党の決定によって、来年夏に行われる参院選という極めて重要な選挙を前に、国民から「ご都合主義」との批判が出ている。

 それでもなお、フェルドマン氏は安倍氏が改革に取り組んでいると信じ、安倍氏の主な問題はコミュニケーションだと考えている。これまでのところ、安倍氏のはっきりしないメッセージは、日本に関して完全にネガティブな空気を広めるのではなく、混乱を引き起こしているとの指摘もある。


 「あいまいなメッセージ」「はっきりしないメッセージ」というのは、要は、具体的な指針がないということ、従って「合っている」「間違っている」という評価を回避するスタンスしか取れないということだ。

 ブッシュ大統領や小泉元総理が優れた政治家であるとは私は思わないが、少なくとも立場は明確だった(まぁ、小泉元総理の場合、立場は明確なのだが、なぜその立場に立つのかという論理的な説明は省略してしまう傾向があり、それゆえに私は嫌いだが。そして、ブッシュ大統領の場合はその明確な政治的スタンスのスタンスゆえに嫌いだ)。

 支持率が就任時より明らかに下がったという理由は、よくも悪くもメッセージが明確だった小泉元首相に慣れた国民から見て、何をしたいのかよくわからんということだと思う(私は、小泉みたいに政治をショー化するような、おもしろいことしてくれる首相じゃないからテレビねたにならない→関心を呼ばない、というサイクルもあると思っているが)。

 でも、圧倒的多数による力押しの論理だけはあるわけだ(嘆息)。