朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

秋の木々

2009-10-11 | 京都の文化(秋)
嵯峨野を散策しました。

 もう少しは、赤くなっているモミジもありました。










台風が通り過ぎたせいなのか、このところ気温が下がってきました。
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貴船菊

2009-10-10 | 京都の文化(秋)
水の神様「貴船神社」に咲く花。
 川床(ここでは、「かわどこ」と言う)の納涼料理が有名な貴船は、この菊にも地名が付いています。

 別名で「秋明菊」です。
 植物学的には、菊ではなくてアナモネの仲間だそうです。




貴船神社の境内でも、咲いていました。



民家の岩壁の上で、夕刻の太陽に照らされていました。



これは、シュウカイドウ。渓流、貴船川のほとりに咲いていました。
 この流れは、ずうーと流れて行きそのうちに、賀茂川となります。そして「鴨川」に。うるさいね京都人。(出町柳の近辺の合流から、漢字が変化する)




 暑い夏の季節ではないので、もう川床の板は仕舞われていました。

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オバマ大統領にノーベル賞

2009-10-09 | もろもろの事
ノーベル平和賞にオバマ氏 「核なき世界」提唱を評価  



おとなりは、ミシェル夫人でしょうか。...そんなワケないね。


福井県小浜市小浜温泉(九州)


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気温の変化

2009-10-09 | もろもろの事
一昨日から昨日にかけて台風18号が、最近では珍しく本州に上陸し、愛知県から関東へと縦断していきました。

 近畿地方は幸いにも、結果的に進路からそれたのですが、一昨夜は注意深く台風情報を見守っていました。
 いつも、現在の当地気温を正確に知るためにネットでアメダスを見るのですが、ちょっと見慣れないグラフの形が現れたので、さっそく画面キャプチャしました。



 ご覧のように、この日、24時間で約1度しか変化していません。
 雨雲が厚く、小雨模様、風は弱い。
 こんな条件が重なって、京都市の気象は、日中の太陽の影響が遮断されて魔法ビン状態になっていたようです。
 正に「グリーンハウス」です。

(蛇足ですが、最近、グローバルに話題の地球温暖化の関連で、GHGという英語表現は、Greenhouse Gas、二酸化炭素、メタンやフロン(CO2に比べ桁違いの温室効果を発揮する)のこと。植物園の温室や、野菜の促成栽培用のハウスなどがグリーンハウス)

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直木賞作家 山本兼一氏講演会

2009-10-08 | もろもろの事
旧聞になりますが、記録の目的で記述します。

2009年6月6日、京都新聞の主催で「ソフィア京都フォーラム2009:日本の匠 心と技」と題して、山本さん、諏訪蘇山氏(女流陶芸家)、河野美砂子氏(ピアニスト・歌人)のパネル討論がありました。



 山本さんは、京都市生まれ、同志社大学文学部卒、出版社、フリーライターを経て作家に。2004年「火天の城」で松本清張賞受賞。本年、「利休にたずねよ」で第140回直木賞受賞。「火天の城」は西田敏行主演にて映画化(現在上映中)。





 彼の講演で、なるほどと思ったポイントは次のとおりです。
・出版社勤務(たしか業界新聞の取材記者であった。いわゆる大手ではない)の時に、アルバイトで各種の調査記事、単発記事などライターをやっていた。結構いい収入にもなり、依頼件数も安定してあったので「フリー」として独立した。有名人の本や手記の「ゴーストライター」として、収入はサラリーマン時代よりもよかった。ポルシェも買った。
 フリーライターが、ビンボウで生活に困るというイメージは、必ずしも正しくない。

 父は、文学部の大学教授であったので自宅に沢山の歴史書や文献資料があった。若いときは、反発心もあり興味はなかった。
 小説を書いてみようと考えて素材の収集を始めた時、父の収集した歴史全集も読んでみた。
 歴史における史実を骨格にして、その行間を埋める「創作」エピソード、人物の性格を想像にてストーリーに都合よく作り上げることなど、時代小説の執筆のやり方がわかった気がした。
 そこで、歴史モノというジャンル、そこに独自の取材を織り込んで、ストーリーを創作していくこと。時代背景などしっかりとリサーチし、現代にも存在するもの・職人であれば取材を繰り返した、詳細を書き込む。

 さっそく、「火天の城」を文庫本で買って読破しました。
 織田信長が、安土に城を築く時、築城を請け負った大工棟梁のお話。
 要所要所は、史実でしょうが、大工棟梁の心情や具体的な苦労話が記録として残っているはずもなく、ストーリーと詳細のほとんどは作者の創作。

 直木賞の「利休」でも、「朝鮮の美女」は創作と言っていましたし、彼女にもらった絶妙な色彩の茶壷も同様とのこと。

 山本さんの、ネタばらしを聞いていて、この種の小説(歴史物ミステリー)は、それなりの設計図を書いて、詳細を想像で詰めいていく作業だな、工学的アプローチと感じました。
 (ちょっと、いつか、やってみたい気持ちになりますね。そんなうまくいくはずはないだろうが)

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貴船(京都)

2009-10-07 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
京の奥座敷。賀茂川の源流に近い貴船神社には清冽な清水が湧く。夏は川床料理が名物。秋は「貴船菊」と呼ばれる個性的な菊花が咲く(別名:秋明菊)。(ITUジャーナル October2009)
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最小サイズの和食店

2009-10-06 | 食べること、レストランなど
木屋町四条下ルの近辺にある和食に行きました。

 観月祭で夕食の時間がずれて、いつもよりは遅い午後8時半過ぎです。上賀茂あたりは閉店が早い。やむなく繁華街まで46番のバスで行きました。この辺りならば、飲食店が多いので遅くなっても食べ物を出すところも多いだろうと。

 さて、到着した店は、この写真のように間口2間(停めてある自転車のサイズでもわかるでしょう)、奥行きもその程度ですから、面積4坪(8畳)くらいのスペースです。



元は「ショット・バー」を営業していた物件だそうです。

 U字型のカウンターの外側に椅子が、公称7席。(この日は9人入れましたが)
 調理スペースは、2x3mくらいのところに、流し、冷蔵庫(下にあり見えない)、調理台(これは客席の正面)、ガス焼レンジ、ガスコンロ2台くらい(後方壁際)、調味料ビン類、食材収納、食器類、ゴミバケツ、調理器具(どこに?、包丁は数本がまな板付近に)などが、立体的にぎっしりと詰っています。

 それでも、酒、焼酎の常温保管は、客席の後ろの壁の棚、大きな食器も客席後ろの収納においてあり、必要なときは「お客さん、すんません、その酒のビン「朝日」を取ってください」などと手伝いをお願いします。
 奥のお客が出入りする時、トイレに時も、すんなりとは客席に後ろを通れません。椅子を引くとか、立つとか。

 以下、順不同で、簡単に食べた料理のご紹介です。
 まず「ヨコワあぶり、あぶらない刺身も少々付いてきました。
 少し焦げ目の付いた皮と魚のアブラ分が香ばしい。わさびもうまい。



 サバのちっと酢でしめたん、を頂きました。写真なし。
 
 これは、出し巻き卵。
 実に、軟らかく、薄味のお出しがたっぷり入りました。目の前で、赤い殻の卵を割って、四角い例の卵焼き器で手早く作ります。




これらの調理を、すぐ50センチの目の前で、次々に作っていくのです。
 まるで、手品のよう。
 食材をあしらう手つき、つまりパフォーマンスが見ていて楽しく、すばらしい。

 この日も満員の客の入りだったので、注文した品が出て来るのには相当に時間がかかるのですが、入店したお客にはまず最初の品を数分後には出しますが、あとは相当に待たされるのです。でも、不思議と退屈しませんでした。


これは、新ショウガと野菜のてんぷら。
 生姜の千切りも、包丁さばきがとても器用で、見とれます。
 もちろん、さくさくの天麩羅に、ぴりヒリの生姜の風味が生きています。



 チャーハン。
 まず、赤玉の卵をささと熱い鍋に割りいれて、ご飯を混ぜて、ちりめんジャコ、万願寺ししとうの刻んだのを投げこみ、最後に山椒の粉をたっぷり。

 たまらん味でした。



 メインは、実は、「ハモしゃぶと松茸鍋」でした。
 なんと、磁器の土鍋を目いっぱい熱くして、出汁、マッタケ、水菜を入れて、客の前に出します。
 そして、目前のまな板で、開いたハモを、シャキシャキと骨切りし、2センチ幅位に切り身にして、この鍋の中にほり込むのでした。
 30秒後に、はいどうぞ。



 上の写真は、鱧の骨を切っているところです。

この店長・調理人は、なんと、31歳らしい。
 数軒の料亭と割烹で修行をして、最近、2ヶ月前に開業したそうです。
 一人で、すべてやっています。

 お客との会話も、普通は黙々と調理してますが、良いタイミングで適度の会話が飛び交います。遅い時間になると、以前の職場の仲間らしい若者が次々と入ってきたり、満席だと店長に声だけかけていきました。

 こんな実力ある起業職人さんが、もっと増えれば、日本は元気になるでしょう。(食堂おがわ、にて)
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サン・シュルピス教会

2009-10-05 | 外国の風物
サンジェルマン地区にはサンジェルマン・デ・プレ教会があって、由緒あるいくつかのカフェや、映画館、ブティックが集まっています。
 地図を見ていて、最近、世界中の観光客から人気の教会があることに気がつきました。



 メトロのサンシュルピス駅のプラットフォームですが、意図的にこんな洞窟、あるいはカタコンベ風に壁面を仕上げているのでしょうか。

教会前の広場には、巨大な彫刻に飾られたヴィスコンティ作の噴水があります。



 教会に入って直ぐ左手のチャペルには、ドラクロワのフレスコ画が2枚飾られていて、聖書の場面を寓意的に表現していました。



 この教会が、小説と映画「ダ・ヴィンチ・コード」(ダン・ブラウン著)の謎解きの一つとして登場するまでは、「噴水」「ドラクロア」「パイプオルガン」が名物でした。

 現在は、この小説に出てくる「オベリスク」と「ローズライン」を見るために、観光客が押し寄せてくるようになっています。

 教会の床面を見ると、こんな奇妙な真鍮の線や円と文字が埋め込まれていました。



 左の写真の線をたどって、椅子の置いてある先をたどっていくと、その壁面には・・・
 ......「オベリスク」が。



 反対側のラインを眺めた写真が、上の右です。上部には半円と長方形の窓があります。
 このオベリスクの形をした装置は、実は、「グノモン(gnomon)」と呼ばれる中世の天文観測器で、日時計の役割も果たすものでした。



 教会が用意したグノモンの説明が掲示してありました。
 夏至や冬至、春分秋分には、反対側の窓からの太陽光が所定の位置に届くことを示しています。

 教会の掲示には、この床面のラインは「ローズライン」と呼ばれたことは無いし、異教徒の秘蹟となったことも全くないと、小説のプロットを否定していました。



別の掲示された図面を見ると、以前には小さな古いキリスト教の教会が建っていてその遺跡の上に現在の教会が建設されたと説明してありました。
 
 ダン・ブラウンは、この史実をヒントに元の遺跡を異教徒の教会として、ストーリを組み立てたわけです。
 「オベリスク」にしろ、「ローズライン」にしろ、作家の創作力はすごいですね。逆に言えば、そんな歴史上の素材から、ストーリを組み立てる面白さに少し引かれました。直木賞の山本兼一さんの講演会の時もそんな感想を持ちましたが。

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賀茂観月祭、仲秋

2009-10-04 | 京都の文化(秋)
10月3日は満月でした。

 下賀茂神社の観月祭を見に行きました。
 前日は雨が降り、この日の天候が心配でした。昼間は薄く雲がかかっていたのですが、夕方からすっきりと青空になりました。

 神社境内の鳥居の前、馬場殿にて、お祭が開かれていました。



 琴の演奏。
 




 フォークソング、など。





 「月見だんご」の接待もありましたが、先着350名(整理券)のため、頂くことはできませんでした。亀屋良長の奉納。



 お神酒は、頂くことができました。伏見、月の桂にごり酒でした。増田徳兵衛商店の奉納。






 澤田よしひろ「ケメ子の歌」、など。



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回る寿司

2009-10-03 | 食べること、レストランなど
久しぶりに「回転すし」に行きました。



 最近は、この業界も多様化しています。
 この店は、比較的、高級なネタも多く、価格も一皿105円から735円くらいまでありました。もっと高いネタや料理は、皿を重ねて持ってきます。
 回っているお皿以外にも、メニューを見て寿司、刺身、てんぷらなどを注文すると、新しく握ったり、奥にある調理場で作って持ってきます。



 楽しく、美味しく頂きました。
 
 外国人の方々にも、分かりやすくて、明朗会計、そしてグルグルと動きもあるエンターテイメント性もあって大変お奨めです。


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