朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

実光院

2015-01-20 | 京都の文化(夏)
三千院の門前を通りすぎて、律川の赤い橋を渡り左側にあるこのお寺を拝観しました。



雪の庭を眺めながら抹茶を頂きました。






「契心園」、心字の池を中心に築山の松は鶴を、池の島は亀を表現しています。



北山杉の台杉が並んだ植木です。



天台宗の法要儀式に用いられる仏教声楽を、「魚山声明(ぎょざんしょうみょう)」(天台声明)といいます。



その「楽譜」がこれです。



調律をするための石が並べられています。試しに叩いてみると、キン、コンと乾いた鋭い音がしました。



「編鐘」が復元されています。文献だけでは本来の音の高さがわからないので復元には苦労したようです。

こうした楽器を補助に使いながら、天台宗の僧侶は声明の修行をおこなってきたのでしょう。



お正月の飾りの仏手柑(ぶっしゅかん)がありました。


(引用:「やまとびと」2014年冬pp.12-13)

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大原の雪

2015-01-19 | 京都の文化(冬)
今年は雪が多いのかもしれません。



夜間に小雪が降った翌朝、市内はほとんど溶けていましたが、大原に雪見に行ってきました。



やさい畑に薄く雪が残っていました。カブの畑でしょうか。



取り残したカブが転がっています。十分食べられそうですが・・・

三千院に続く渓流沿いの道を登っていきます。



大きな松の木とその枝をうまく使った門、「志野」本店の入り口です。



大原野菜の見本が並べてありました。

左の黒くて長い堀川ごぼう、その隣がえび芋。冬は野菜が美味い。

小川を右手に渡って、見晴らしに登ると、



雪景色を眺めることができました。



柚子の畑が広がっていて、まだ大きな実が沢山なっていました。

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招き猫

2015-01-18 | もろもろの事
年末に、いわゆるクリスマスカードとして外国に発送するつもりで買ったカードを出しそこなったので、ブログに登場させました。



私の経験では、アジアの人々に圧倒的な人気があります。Lucky Cat として喜んで買って帰る方もおおいようです。

トリビアルな話題を、Wikipediaから、拾ってみると:

・猫は農作物や蚕を食べるネズミを駆除するため、古くは養蚕の縁起物でもあった。

 ※「養蚕」という事自体、もはや若い世代には意味不明でしょうか。(絹糸を作り出す蚕の餌の桑の葉を生産する農業)

・右手(前脚)を挙げている猫は金運を招き、左手(前脚)を挙げている猫は人(客)を招くとされる。両手を挙げたものもあるが、“欲張りすぎると「お手上げ万歳」になるのが落ち”と嫌う人が多い。

・由来には、いくつかの寺院の説がある。その一つ、豪徳寺は世田谷(東京)にあるので訪問したことがあるのですが、
 ”江戸時代に彦根藩第二代藩主・井伊直孝が鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかった。そのときこの寺の和尚の飼い猫が門前で手招きするような仕草をしていたため寺に立ち寄り休憩した。すると雷雨が降りはじめた。雨に降られずにすんだことを喜んだ直孝は、後日荒れていた豪徳寺を建て直すために多額の寄進をし、豪徳寺は盛り返したという。”

 ”豪徳寺の境内で販売されている招き猫は全部右手(右前足)を掲げ、小判を持っていない。これは井伊家の菩提寺であることと関わりがあり、武士にとって左手は不浄の手のためである[2]。そして小判をもっていない理由は「招き猫は機会を与えてくれるが、結果(=この場合小判)までついてくるわけではなく、機会を生かせるかは本人次第」という考え方から。”

 ”これらの猫をモデルとしたもうひとつのキャラクターが、井伊家と縁の深い彦根城の築城400年祭マスコット「ひこにゃん」である。”

・手の向きには、アメリカ向けには異論があるようです:
 ”手の方向が日本と逆向きで、手の甲に当たる部分を前に向けている。これは手招きする手のジェスチャーが、日本とアメリカでは逆である(英語圏では手のひらを相手に向ける日本の招き方だと「失せろ」になる。日本における「しっしっ」と動物などを追い払う動作)という文化の相違に起因する。”

・・・ジェスチャーの違いは、国、地域や民族によって異なるので興味深いです。

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美山の清酒

2015-01-17 | 食べること、レストランなど
京都府の秘境とも言える、南丹市美山という山深い集落があります。茅葺の家がまだ数十軒残っていることでも有名です。



このお酒はその村に住みついて杜氏になったイギリス人フィリップ・ハーパー氏が作りました。

日本の若者が都会に出ていくのと逆に、外国の人が美しい日本の田舎を好きになって住むようになっています。



この店は、美山の産物を中心にした食材で料理を作ってくれます。ご主人が美山の出身とのこと。

まずは、地鶏、豚、つくねの鉄板焼きとり合わせ。とても温まりました。



これは「海老芋」の唐揚げ。元々の芋の形がエビに似ているのでしょうか。

カウンターの中で料理を運んでくれたアルバイトの女子学生さんは、大学のサークルで美山の文化を体験し調査することがきっかけでここで働いていると教えてくれました。



黒板に書いていある料理リストをどんどん食べたくなりましたが、まあ、そうもいきません。





食材や料理の名前の記憶が怪しくなっていますので、興味ある方は直接出向いて確認してください。(店名:内儀家(かみや)、京都ホテルオークラの東側で鴨川との間)

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新年会2件

2015-01-16 | 京都の文化(冬)
若い人たちと新年会をしました。

場所は京都繁華街の真ん中、河原町通の三条下ルのアジビルで、しゃぶしゃぶでした。


(引用:http://www.ajibil.com/kyoto/)

一人、インフルエンザで欠席でしたが全部て15人の宴会。



ビルの9階で美味しい牛肉やサラダ、お寿司を堪能しました。スタートが遅かったため閉店ぎりぎりの11時近くまで楽しみまあした。

次は、別のグループと。

職場の同僚のかたの部屋を借りて、食べ物、飲み物を持ち込んで、ホームパーティを開催。



若い人の中には、器用な学生さんがいて、そのお宅の冷蔵庫にあった卵を使ってスクランブルエッグをささっと作ってくれました。

ここでも楽しい新年会でした。

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いりご餅

2015-01-15 | 国内各地の風物
京都府には、海もあります。日本海に面していてすぐ西に兵庫県と接する、久美浜(京丹後市)に生まれ育ったかたから、こんなおみやげを頂きました。



焼く前の写真はこれです。



伝統的な保存食ですが、一時期すたれていたのを最近また作られるようになった模様です。頂いたいりご餅には、なんと、ゴボウの葉を練り込んでありました。

練りゴマ味噌をぬり、刻み海苔をかけて食べました。ほんのりとゴボウの香りがして大変美味でした。

いりご餅にはヨモギを入れることもあるようです。

京丹後市の久美浜は位置は下記です。


(引用:http://guide.jr-odekake.net/spot/3604

JRで行くならば、山陰本線「豊岡駅」から北近畿タンゴ鉄道「久美浜駅」下車となります。

港町なので、日本海の海の幸が豊かで、温泉もありますね。


竹の中にお雛様を入れた「竹筒雛」の久美浜ひな祭りのポスターが、観光協会のウェブに掲載されていました。


(引用:京都・久美浜雛祭り~やすらぎの街並みに心和む~

行ってみたいです。
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恐竜の歯を

2015-01-14 | 食べること、レストランなど
見つけて福井県に寄付したいと思い、数ヶ月ぶりに、



マクドでランチしたのです。

でも残念ながら、異物は見つからず、米国港湾ストライキにもかかわらず頑張って輸入されたフレンチフライも一緒に食べました。



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カザフスタンからの新年祝賀

2015-01-13 | もろもろの事
昨年9月に来日したカザフスタンの友人からemail添付写真で年賀状が届きました。



漢字で、日本では何を書くのかと質問が以前にあったので、この文字を教えました。

謹賀新年を、懸命に筆で書いてくれました。

前回は西陣の町屋で書道体験をしたので、ますます日本びいきになっています。

もう一枚、



多分、イラストは彼の作品ではないと思いますが。

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上賀茂神社

2015-01-12 | 京都の文化(秋)
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)、5月15日におこなわれる葵祭で有名です。



境内に入るとすぐ右手に、こんな御神輿が並んでいました。



この地の名産品である「すぐき漬け」の樽です。



地元で採れるカモナ(賀茂菜)、カブの一系統を樽につけて、おもしとして長い棒のテコをつかって石をぶら下げています。伝統的な方法です。



今年の干支、「未」の竹細工がおみくじ台として奉納されていました。

かわいいですね。



立砂。この神社の後方、2kmにある神山(こうやま)に祖神が降臨したと伝えられていることにちなみ、山の形を砂で表現しています。





神山の山頂を神社の森の切れ間から眺めることができます。



縁起物の宝船の注連縄が飾ってありました。



大きな赤い破魔矢が聖域を清めています。



良い年になりますように。
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護王神社の絵馬

2015-01-11 | 京都の文化(冬)
御所のすぐ西側にこじんまりとした神社があります。



すこしユーモラスな羊さんですね。

この神社は、イノシシがシンボルです。



なにか親しみを感じます。



手水鉢にもこんな像が・・

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