冬、麦に勝つ雑草はない。麦は麦踏で増収。踏まれれば踏まれるほど増収。踏まれるほど成長する植物など他にない、すごいものをみつけたものだ。
当農園はめんどうなのでやらないが。間違ってまちがって出てきた雑草もふみつけられるので、ムギューーー。雑草は成長ストップ、枯れる。ムギの肥料になてしまう。
ヒエは水田では稲の大敵。ヒエは江戸時代、冷害にも強いので稲が育たない地方で作られた穀物だからムギなみの雑草そのもの。ヒエが出てきたら、他の雑草は追い出されるから、ヒエーーー逃げろ。
それとも、寒い、寒い、ヒエーーー、冷えが来た、寒い、冷えが来た、ヒエーーー。寒くて雑草も育たないのでムギ以上に強い、のかもしれない。
アワは畑の作物。ヒエ同様冷害に強いので江戸時代の寒い稲のできない地方で作られた。アワワワーーーー助けて、雑草は成長がストップするのかもしれないが、アワに追い出されるようなことはなくアワワワ困っている。徐々に居場所がなくなる。
それとも、濡れ手にアワ、なのでアワにまじって雑草も種を増やせる、問題ない、とか。
キビは、雑草にはキビシーーーーいので逃げる準備。キビは少しは雑草と共存するのかもしれない、語感から。
マメはマメマメしく働く、を連想。だが、当農園ではムギ同様、まいた後ほったらかし。マメマメしく働く、とは正反対、語感とはだいぶ違う。雑草の悲鳴が聞こえないので、共存かな。
稲、マメ、ムギ以外、作ったことがない。五穀と言っても三穀しか五感を使っての体験がない。語感から雑草に都合が良い悪いを想像しているだけ。
稲はいね、いーーね、良い稲、となって、雑草の悲鳴が聞こえない。雑草から見ても、最高の共存相手になっている。五感を通した体験から、雑草は苗が植えられるのを待っている。田植えが待ち遠しい。
植えられたころは雑草がないので苗は順調に成育、大きくなるにつれて足元に雑草が繁茂、養分を吸い取られ、細くなるばかり、大減収。雑草を取ってあげれば大増収、でもないが。
他の穀物のように雑草より強くなれ、と言っても無理な話。本来、競争に弱い。
稲以外の、ムギなどの畑の穀物は、語感から、雑草を追い出し、独占する。排他独占。。
稲だけが、しかたなしに雑草と共存、そのうち雑草に負ける情けない話。共存衰退。
そういうことは五感でわかっているが、当農園の水田は雑草で減収。共存衰退を地で行くが、一粒ごとに充分栄養が行き届いて、うまい、はず。
もし、養分を取られなければ、いっぱいとれてうまかったろうな。
五感の体験からも、語感からも、おくゆかしい、と言うことばがピッタリあう、稲。
最後の残りでいいや、欲しけりゃやるよ、いくらでも。語感からわかる作り手の心情。
昨年より、少し増収している。くれてやった分量も相当なものだが、どこへも行くところがないから、最終的に肥料になった分量もかなりなものだ。勝手に肥料ができてる。
雑草もがんばって肥料になってくれているので、おかげで増収できそう、なら、いいね、良い稲。
作っているほうは、がんばりたくない、のだから、肥料作りを雑草におまかせしている、などバカらしくて考えたくない。
稲、麦、豆、の3穀は作っている。アワ、キビ、ヒエはまだ。おや、6穀になっている。
アワ、キビ、ヒエ、が雑草を追い出す様を見たい。畑にまく。
3大穀物は、米、小麦、トウモロコシ。トウモロコシをわすれた。
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