少しずつが 一気にかわる時

雨が降っても降らなくても 作物が育つように 灌漑用水施設を整備する この用水は少しずつでもいいから 田畑へ供給されれば良い しかし台風のような時には 用水は必要がなくなり 排水になる 排水は一気に行わなければ 田畑が水没する 排水施設は 重要で　一気に終わらせるため 大型化する 何年に1度何十年に一度何百年に1度というような天候不良に対して それなりの施設を準備するのは 用水施設と違って 建設費や維持費がずいぶんとかかるだろう　 いつ使うかわからないのに お金が飛んでいく

縄文時代や弥生時代の 地形図を国土交通省が作成している それを見ると 海ばかりで陸が少ないのでびっくりする 灌漑用水は毎日少しずつ入れれば いいのだから昔海だったところは 最適だろう 排水はもともと海なので もうすごい ことになる 一気に排水しなければならないから 何十年に 一度　たった一度動かすぐらい の設備かもしれないが その時動かなければ何の役にも立たないので維持管理は重要だろう もしもの場合役に立たなければ 田畑が水没する 今まで排水施設は正常に動いて 大雨でも 安心して眠れた これからはどうなるのだろう

この辺の台風時の 対応は 台風が来る23日前には 台風を取り巻く雲がかかって大雨を降らせ 台風通過と共にさらに大雨になり 台風が通り過ぎれば曇りや晴れになる 通り過ぎてから 数日で排水は終了していたのではないかと思う 今回の大雨は温帯低気圧になってから それに引っ張り込まれるように梅雨前線が伸びて　大雨を降らせている この辺ではあまりない 気象現象だと思う 台風到着 3日前から大雨で通過後も 3 4日間 雨が降っていたら 排水施設は十分対応できるのだろうか　縄文の昔に戻るのか?　

今　田が水没したら　穂が出ている田の収穫はどうなるか?　考えてみると　危険な　イチカパチカのかけをしているように思える　かけの胴元は?　レジャーではないのだから　天候相手では　収穫を台風の影響が無い時期まで　分散したほうが良いと思う　今の状態は　危険集中だ　排水施設側から見ても　危険分散は必要と思う　今までなんてことはなかったから　これからもなんてことはない　と安心していて　これまで通りのことをやっていて大丈夫か?