玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

田植機は稚苗用、立派な成苗は倒伏、浮き苗の運命

2021-05-30 21:38:32 | 田植


半分に切った苗。茎だけになったよう。分けつしている苗が田植機の爪に詰まる。押出機構が働かない。
田面にさしても押出せないのでくわえたまま爪が戻る。根はみっちりはっているので根の重さで落ちる。落ちるだけでささらない。横倒し、倒伏した苗になる。

田植えですでに倒伏。すさまじい。なんて立派な苗。果報は寝て待て、を地で行く。



少し水が多いと倒伏苗はガクンと多くなる。根が切断された苗は浮き苗になる。せっかく出た分けつを爪がかきとる時に二つに分けてしまう。その時に根がないほうが浮き苗になる。

なんて無駄な。ここまで育って、半分に切られて、子は根無し草。

来年は、箱並べしてから20日ぐらいで田植え、未熟なうちに。
田植機は成苗に対応していない。立派に育った太い苗、分けつの苗は倒伏か浮いて漂う。まともにささるのは細い苗。
バカバカしい。
だが、マット苗方式の田植機を使う限り、細い苗、分けつしない見劣りする苗を使うしかない。未熟なうちに田植えするしかない。

5.5葉苗は使えない。3葉ぐらいで。来年はずいぶん早く田植えになる。

露地、ベタ掛け、簡単も簡単。なのに、どうして他の農家はやらないのだろう。どうしてなのだろう。全くわからない。
露地には、もしかすると重大な欠陥が。育ちすぎる、これが欠陥か。

今年は、とりあえず、向こうへ行って帰ったら掃除。めんどう。時間もかかる。

箱並べの時に寒さで育たないかもしれない、などと考えていたことが夢のようだ。はるか遠い世界の。
これほど成長するとは、全く想像できなかった。







昼食。有機玄米、合わせ味噌、有機梅干し、有機大根、有機たまねぎ。




食後、椎茸出汁に有機緑茶。



夕食。有機玄米、合わせ味噌、有機梅干し。蒸した自然栽培じゃがいも。自然栽培大豆と低農薬りんごの無味煮。
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