「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)10月11日(水曜日)
通巻第5469号 <前日発行>
「トランプ大統領は第三次世界大戦の引き金を引こうとしている」
上院外交委員長のボブ・クーカー「ホワイトハウス側近は彼を封じ込めよ」
10月9日、米陸軍協会の年次大会でマティス長官は講演に立ち、北朝鮮に外交や経済圧力による解決に失敗した場合、「トランプ大統領が軍事的選択肢をなした場合には、確実に実行できるよう準備を整えておかなくてはならない」と述べた。
マティスは「米陸軍として出来ることをやろう」と語り、有事に備えるべきであるとしつつ、「国連安全保障理事会が2回も全会一致で北朝鮮への制裁決議を採択したことが過去にあったか。国際社会は声をあげている」とした。
ところが、「米国の未来を大きく傷つけようとしている」とボブ・クーカー上院議員(テネシー州選出、共和党)はニューヨークタイムズのインタビューに答えた。
「トランプは第三次世界大戦を引き起こしかねない」。クーカーは続けてこう言った。「ホワイトハウスの側近等は、大統領を封じ込めろ」。
与党共和党の重鎮の発言だけに、トランプは怯むかに見えたが、「クーカーは再選を諦めたのか」とトランプはやり返した。そんなこと言っていると再選の芽は無いぞ、という警告である。
ともかくトランプは繰り返し「米国歴代大統領は過去四半世紀にわたって北朝鮮と交渉し、数十億ドルもの援助までしたが、結局、騙された。もう話し合いなぞは無駄である」と発言し、「残された道を一つしかない」。すなわち戦争で決着をつけよう、と示唆してきた。
空母は現在、日本海へむけて航行中と言われ、長距離爆撃機もグアムで、いつでも発信できるように待機中である。
この緊張感が増幅される状況を横目に、日本はモリカケ問題を蒸し返しての総選挙というわけで、依然としてお花畑の議論が蒸し返されている。
─ ─ ─ ─ ─
北朝鮮をあんな化け物に育てたのは、アメリカです。
厳密にはアメリカと日本です。
トランプ大統領は「四半世紀も交渉したが騙された」と言っています。アメリカからしたらそういう感じなのかもしれないし、こう言った方が対外的にも聞こえがいい。一生懸命取り組んできたが北朝鮮が騙していたんだというスタンス。
でも
私はオバマ政権の頃の北朝鮮担当官なるアメリカ人のいかにも役人風の“おじいちゃん”をテレビで見た瞬間。アメリカは北朝鮮の核開発を本気で止めさせる気はないのだなと思った。同時にアジア問題を面倒だと思っているんだろうとも。
結局、野放しにして、問題を先送りにしておいて、第三次世界大戦の引き金だ!!もなにもないもんだ。
「アメリカ自らがそう仕組んでしまったのだから」ね。
なんて、米軍の後ろで「我関せず」を決め込んできた日本としては偉そうなことは言えない。
しかし、日本の政権からはそんな“失言”の心配はない。
ほぼほぼ戦後からの自民与党政権は、その姿勢を貫き、北朝鮮がいつ日本に核弾頭を撃ち込んでくるもかわからない、第三次世界大戦がはじまろうという今にも、国防をアメリカに丸投げしての総選挙である。
しかも、安倍政権を延命させるための措置としてのだ。
自分ファーストもここまでくると誰も見抜けないらしい。小池の自分ファーストなんてまだまだかわいいのだよ
どれだけ自民党はお花畑なのか。
お花畑の中心で増税を叫ぶのが、テレビにしょっちゅう出さしてもらっている自民党以下の既成政党たちだ。
財務省がマスコミと政治家を牛耳り増税を推進しているからだ。
首相が官僚に踊らされてるなんて、こんな国あるだろうか?
自民党支持の自称保守たちは左翼政党をお花畑と揶揄しているが、自分のことは気づかないのだろう、表に立派なスーツを着てはいても、後ろは真っ裸という奇妙な恰好に。
自民党そのものがお花畑なんだよ!
いつも自民党支持者は日本はすばらしいと言っています。
あれって自分の国を本当に愛してるんではなくて、お花畑としての日本を愛してるんです。
しかもアメリカに守らせてのお花畑です。
本当に愛しているなら、自分らで守るべきだし、自分たちを官僚・政府(他人)に管理(支配)してもらおうなんて思わないはずです。
小池の言う「ベーシックインカム」とは要は配るという意味だそうです。
つまりお金を国民に配るという意味です。
これ財源はというと税金ですから、国民から取り上げるわけです。だから増税でしょ。
多く税金を取って、その税金を全て国民に配っても、当然取られた分は取り返せません。
また、金持ちからは多くとっているので、国民の財産が平均に均されていきます。
すると、全体が豊かになるのではなく、全体が貧しくなります。
だって、国民全員となると、全体に配られる時はどうしても少なくなりますから。
だけど、少なくても金は金。
働かなくても一定金額もらえるならと、働かない人が増えていきます。
すると税収はさらに減る。
配られる額もさらに減る。
ひもじくても食えりゃいいという風潮が広まり、働かない人が増える。
だって、こうなりゃ真面目にやるだけ馬鹿をみますからね。今もすでにそういう風潮が広がっていますが。
その裏で
官僚や政治家は肥える。
情報統制される。
今も情報統制されているも同然です。こうしたことに警鐘を鳴らす実現党を排除した選挙報道。
実績がないからとか、政党要件満たされてないとか、いくらでも嘘をついて。
ある人が「実績がないから国民の支持が得られないんじゃないの?」と言っていました。
こんな矛盾に気づかないなんてそうとうマスコミに洗脳されている(そもそも実績なんてささやいているのは官僚や規制政治家たちですが)
要するにここでいう「実績」というのは選挙に勝つくらいの意味なんですわ。
国民に耳障りのいい事を言って、嘘をついて、いかに票をもらうのか。
つまり、どれだけたぬきになった「実績」があるのかという意味です。
考えてもみてくださいよ。
国会に入ってどの政党も失敗続きなんですからね。
実績もへったくれもあったもんじゃないじゃないですか。
自民は失敗を隠す「実績」も積んでお上手になってますけど。
(因みに実績も政党要件を満たさなくても維新や希望や立憲〇〇はそうとう報道されている)
「実績無いから支持得られないんじゃない」と言ったその人は「自分は賢い保守だ」と思っているんです。
これほどのお花畑人がいるでしょうか(笑
ま、こうした情報統制下で、日本の北朝鮮化が始まっていきます。
北朝鮮まで行くかどうかわかりませんが、国力は確実に下がっていきます。今も下がり続けていますが。
国力が下がれば、中国などが入り込みやすいですね。
アメリカがどうにかしてくれますか?
アメリカに国防を任せてっぱなしでは多分アメリカも今後辛くなってくると思います。
自分たちのことを何もしようとしない他の国民を、命を張って守るなんてそんな馬鹿な事いつまでもできません。
いくらお金もらってもね。
お金だけもらっておいて「一生懸命守ったけど無理でした」と言われるのが落ち。
ああ!じゃあまぁ
このまま自民公明党連立与党が続いて、あるいはテレビが報道するどの政党でも同じですが、このまま増税やり続けて政府を大きくするならば、いっそ中国を“見習って”「経済特区」でもつくりますかねwwww
それともこうなりゃ共産党の言う通り中国に支配してもらいます?
自民支持さん。
自称、保守さん。
自民も希望も日本のこころも、そもそも経済観念が共産主義です。官僚の甘言に逆らえないってことはね。同じ考え持ってるってことなんです。
選挙では人気と票をもらいたいとか、官僚に言い返せないとか、こんな弱気な人たちに国防なんて到底無理です。