行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

もし、酒井抱一とメンデルスゾーンがいなかったら?

2011-09-28 11:42:33 | アート・文化

 燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)や

 風神雷神図屏風で有名な尾形光琳、

Kourin01

Kourin02

 この偉大な絵師光琳も、酒井抱一というこれまた偉大なる絵師、歌人、そして光琳の研究者であり光琳を師と仰ぐ彼の光琳作品の再評価・再発見なくして、歴史に埋もれていたのかもしれないのだそうです。

 一方、その頃西洋では、あの音楽の父とまで云われ、小フーガト短調やG線上のアリアでも有名なバッハは、卓越したオルガン演奏家・専門家という評価であり、優れた作曲家という評価はなかったのだそうです。

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YouTube: Fugue in G minor / Bach 小フーガ ト短調 BWV578/バッハ

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YouTube: バッハ「G線上のアリア」 Bach "Air on G String"

 ところが、春の歌や結婚行進曲などで有名なメンデルスゾーンが、バッハのマタイ受難曲という曲を、ベルリンで公演したことがきっかけとなって、バッハは作曲家として「再発見」されて高く評価されるようになったのとのことです。

 つまり、抱一やメンデルスゾーンがいなければ、もしかしたら尾形光琳やヨハン・セバスチャン・バッハは今の世に出ていなかったか、或いは全く評価されていなかったかもれない・・・? などと、「たら、ればの世界」にしてもそのように考えてみると、何か運命の恐ろしさや不思議さを感じてしまいます。

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コメント
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