今日は皆既日食。
残念ながら勤務先の周辺は曇りで(見ることができたとしても皆既日食ではなく部分日食だったのですが)、見ることはできませんでした。
周囲では密かに日食観測用メガネを持参したりしている奴が多く、落胆もひとしお。
そういう僕もデジカメを持参。
ただ、国立天文台の日食を観察する方法 によるとサングラスや黒い下敷き等を使ったとしても直接見るのはとても危険だそうです。
肉眼で直接太陽を見ると、たとえ短い時間であっても目を痛めてしまいます。
また、下敷きやCD、フィルムの切れ端、すすをつけたガラス板、サングラスやゴーグルなどを使って太陽を見るのもいけません。見た目ではあまりまぶしく感じなくても、光の遮断が不十分なものや、目に見えない赤外線を通しやすいものがあり、気づかないうちに網膜が焼けてしまう危険性があります。
そこで推奨されていたのは、ピンホールを利用するものや、「手鏡で見る」方式。
大きさが10センチ程度までの鏡で太陽の光を反射させ、反射させた光を建物の壁などに映してみましょう。壁からは、鏡の大きさの約200倍以上離れてください。(鏡の大きさが10cmでしたら、壁からは20m以上離れる必要があります。)壁から十分に離れると、鏡がどんな形をしていても、壁に映った太陽の光が丸く見えるようになります。この丸い形が、太陽の形です。日食のときには、欠けた太陽の形が壁に映ります。
そこで、今日はカバンにデジカメと手鏡を入れて出社。
ただ、改めて考えてみたら「手鏡」といえばミラーマン植草先生ですし、それにデジカメとなれば、この装備は万が一満員電車で痴漢冤罪などのトラブルに巻き込まれたときに、手荷物検査をされたら間違いなく怪しい奴なわけです。
ということで、ドキドキしながら会社に出かけたのですが、とんだ肩透かしでした。
(あ、決して悪用はしませんでしたので為念)