最近過去の写真を整理していたのですが、
特に大学の後半から独身時代・・・放浪したり狂ったり・・・、
金が無くて撮影したフイルムの現像ができなかったものがほとんどであった。
もちろんネガは消失している。
ヨーロッパへ行った時の撮像も未現像のまま何処かへフィルムがいってしまった。
この年になってフィルムを失った無念さを思い知るのだが・・・。
その中で写真屋に頼んでベタ焼きのみ焼いてもらったものが数枚あった。
今のようにフイルムスキャナーがあればフィルムを残しておくのだったが・・・。
小さなベタ焼きを拡大してスキャナーで取り込んでみた。
無くしたと思っていた貴重な過去の断片がよみがえった・・・。
大学卒業前の冬休みに旅行をした時の撮像である。
上は奈良の友人を訪ねた時のもの。
この人は倉敷から一緒になった上智大の学生、宮島に渡るフェリーでの撮像です。
顔出ししてごめんなさい。名前は忘れましたが東京での個展も見に来てもらいました。
下は私ですが逆光で表情までは記録されていませんでした。
私の場合思い出すと苦しい思い出ほうが多いのですが、この撮像のときはそれが無く楽しくなつかしい思い出がよみがえりました。