今年もまた 四方竹の季節になりました。県内の一部地区でしか採れない
秋のタケノコは切り口が四角いところから 四方竹と呼ばれています ⇒
実家付近は 屋敷のまわりを四方竹の生垣にしている家も多く 毎年秋に
おいしい恵みを頂きます。 実家の生垣から ぽんぽん手折りしてきました。
収穫してすぐに茹でないと 切り口が黒くなります。四方竹農家はひと月弱の
収穫期は目のまわる忙しさで
機械で皮をはぎ 大なべで湯がき切り揃えてビニール袋へ入れ 翌朝の産直や
市場に出します。今の時期 朝の産直前にならぶお客は 四方竹が目当てです。
湯がいたものは足がはやく 昔は県内でしか食べられなかったものが 前処理
加工の改善と流通の発達で いまは都会へも送れるようになりました。
家の四方竹は筒が小さく これではすし飯が入りませんので 朝イチに産直へ
ならんで 筒の大きい四方竹を買ってきました。
四方竹のお寿司・柿を入れた白和え・穂先の天ぷら は子どもの頃から食べた
おふくろの味になります。
ゴマも生姜も入れないすし飯に かちり(乾いたチリメンジャコ)と青じそを
入れてみました。
毎年々々テープレコーダーみたいにおんなじ記事で 申しわけございません。