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スティーヴ・マックイーンの脱獄映画と言えば、大脱走を思い浮かべる人が多いと思う
ハリウッドで製作される脱獄映画といえば、先述した大脱走もそうだがビリー・ワイルダー監督の第十七捕虜収容所という映画があった
実はこの2作品は共通点があって、両方ともアメリカ映画らしく、暗さを感じさせないヤンキー魂を感じさせる明るさが楽しい
しかし、僕が大好きな脱獄映画にポール・ニューマン主演の暴力脱獄という映画がある
実は今回紹介するパピヨンだが、非常に暴力脱獄に似ている
主人公が何回も脱獄を試みる両作品は、何事にも屈しない不屈の魂を主人公に感じる
暴力脱獄は、ポール・ニューマンの反体制主義からの反骨精神がもたらす脱走劇
そして今回紹介するパピヨンは・・・
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フランスの刑務所から多くの囚人たちの大行進フランス領の南米のギアナのデビルズ島で、この囚人たちには過酷な重労働が待っていたそれも、終身刑だ
その囚人たちの中に胸に蝶の刺青を入れたパピヨン(蝶)と呼ばれる男がいた パピヨン(マックイーン)は実際は金庫破りの罪で捕まったのだが、殺人罪の罪を着せられてしまった彼の心の中は、割りに合わない重労働をさせられる不満で一杯だそして、再びフランスに帰ってくる事を自分自身に課している
フランスから船でギアナへ送られる途中でドガ(ダスティン・ホフマン)と言う男と知り合う彼の罪状は偽札作りによってフランス国内を混乱に陥れた事
そんなドガ(ホフマン)が彼の大金目当てで襲われたところを、パピヨン(マックイーン)が助けた事から二人には奇妙な友情が芽生えた
そんな二人に待っていたのは想像を絶する重労働ジャングル奥のワニが生息する沼地での材木の切り運び等、環境は最悪
ある日、ドガ(ホフマン)が仕事の失敗をしたのをパピヨン(マックイーン)が、助けようとするが看守たちから銃弾を浴びせられパピヨン(マックイーン)は川に飛び込んで逃亡を図るが捕まってしまう
そして、パピヨン(マックイーン)が入れられた独房は、天井は鉄柵になっており太陽は全くあたらず、ゴキブリ、ムカデの住みか
そして、与えられる食事は少量のパンとスープ
ついにパピヨン(マックイーン)はゴキブリを食いだす
しかし、二年の独房生活の刑を終えたパピヨン(マックイーン)は餓死寸前のところで、再びドガ(ホフマン)達の居る刑務所に戻ってきた
しかし、パピヨン(マックイーン)はドガ(ホフマン)の力(ドガの偽札作りのテクニックは凄い)を借りて、今度はドガ(ホフマン)と他の二人と脱獄を実行するが・・・
果たしてパピヨン(マックイーン)は脱獄に成功できるのか結末は映画を観てください
このストーリーは実話を基にしているしかし、このパピヨン(マックイーン)が自由を手に入れるために幾度の脱出を図る執念とは
この映画を観ていると、自由というものの尊さを感じる
ラストでパピヨン(マックイーン)と違い、ドガ(ホフマン)のように一生を送る選択も最後は考えさせられる
この脱獄映画にはあまり観終わった後の感触は良くなかった映画自体は面白いけれど、このような刑務所(?)が、昔あったという事実に驚きを感じる
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