褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 太陽は夜も輝く(1990)  人間もストイック過ぎるのも考え物だね

2009年08月13日 | 映画(た行)
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 現在は映画をレンタルするときはDVDが全盛だけれど、僕が学生の頃はビデオが主流だった
 僕は結構古い映画も観るが、昔のビデオをレンタルしていた頃にあった名作が、DVD全盛になるとその名作がレンタル店に無いということがある
 今回紹介する太陽は夜も輝くの監督はタヴィアーニ兄弟
 実は僕は彼の作品を学生時代に3本観ている父/パードレ・パドレーヌと、サン★ロレンツォの夜、そしてグッドモーニング・バビロン!
 じつはこの3本は非常にお勧めの映画もちろんレンタルビデオ時代に観た作品だ
 ところが今はこの3本ともレンタルDVDでは見つけることが出来ない(僕の住んでいる近辺では)
 実は太陽は夜も輝くもレンタルDVDではなく、DVDを買いました
 それではイタリア映画(ヨーロッパ映画)界を代表するタヴィアーニ監督太陽は夜も輝くを紹介しよう


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 少年セルジョ(ジュリアン・サンズ)は、カルロス三世に仕えることが夢であった

 青年に達したセルジョ(サンズ)は、カルロス三世の副官として仕えることに成功するしかしカルロス三世はセルジョ(サンズ)は田舎出身の貴族ということで、もっと位の高い貴族の娘と結婚させようとする
 その娘の名前はクリスティーナ(ナスターシャ・キンスキー
 セルジョ(サンズ)とクリスティーナ(キンスキー)はお互いに愛し合っていた

 しかし、結婚式の日にセルジョ(サンズ)はクリスティーナ(キンスキー)に告白するこの結婚は国王(カルロス三世)の指示です。しかし私はあなたを愛しています
 それに対してクリスティーナ(キンスキー)は私は国王(カルロス三世)の愛人でした
 セルジョ(サンズ)は、この言葉に絶望してしまい副官の地位を捨て故郷へ帰ってしまう
 セルジョ(サンズ)は、故郷で老夫婦の農家の手伝いをしていたが、もう一つの夢であった修道士になるため、教会へ向かう
 やがて、セルジョ(サンズ)は修道院で高い位に就くまでになったが、彼の心は満たされなかったひたすら神の声を求めるセルジョ(サンズ)は、俗世間から逃れるように、ぺトラ山に1人で修行する
 ある夜、雨の降る中、セルジョ(サンズ)の住む小屋に男癖の悪い女アウレリア(パトリシア・ミラルデ)がやって来た
 彼女は旅仲間とセルジョ(サンズ)を誘惑できるか賭けをしていた
 アウレリア(ミラルデ)はセルジョ(サンズ)を誘惑しようとした時、セルジョ(サンズ)の取った行動は・・・自ら欲望に耐えるため斧で自分の指を切り落とした
 アウレリア(ミラルデ)は驚いて、雨の降る中1人でその場を立ち去る
 既にセルジョ(サンズ)の名声は高まっていた。声の出ない山賊の息子をしゃべるようにしたり次々と奇跡を起こすセルジョ(サンズ)
 ある日、故郷の農家の手伝いをしていた時の老夫婦がやって来たその老夫婦はセルジョ(サンズ)に私たちは同時に死なせてくれと頼む
 困惑するセルジョ(サンズ)そして、その老夫婦はセルジョ(サンズ)に太陽が夜も輝きますようにと、言葉を残して去っていった
 セルジョ(サンズ)は既に奇跡を起こす人として、噂が広まっていた
 ある日、商人の行列がセルジョ(サンズ)を訪れて来たその行列の中に、暗いところでしか目を開けてはいけないマチルダ(シャルロット・ゲンズブール)という少女がいた

 この商人たちの目的はマチルダ(ゲンズブール)の目を治すためにセルジョ(サンズ)の所へ来たのだ
 セルジョ(サンズ)はマチルダ(ゲンズブール)の目を治すが、彼はマチルダ(ゲンズブール)のあどけなさがまだ残っている彼女の魅力に、負けてしまい一夜を共にしてしまった
 セルジョ(サンズ)はついに山を降りてしまうそして、彼は入水自殺を試みるも果たせず、故郷へ帰り農家の老夫婦を訪ねるが・・・続きは映画を観てください

 この映画は簡単に言えば、自分の望みがかなえられない男のストーリー大体このジュリアン・サンズ演じるストイック(禁欲主義)過ぎる男を、半分くらいは僕も見習わないといけない
 僕は欲望の趣くままに生きている人間だからね
 この宗教色の強い映画だけれど、ひたすら神の境地に達しようとする男が現実に目覚める話というのが本当かな
 日本人にはちょっと、このような宗教色の強い映画は苦手な人が多いだけに、好き嫌いがはっきり別れる作品だと思う
 しかし、まるで風景画のような景色、そして荘厳な音楽がこの映画を更に引き立てる
 それにしてもタヴィアーニ兄弟の作品を観るのが困難な今の状況は残念
 もうかなりの年齢に達してしまっている彼らであり、最近は彼らもあんまり映画を撮ってないみたいだ
 是非、また新作を撮って欲しい監督です

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