褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 ブルジョワジーの密かな愉しみ(1972) ブラック・コメディの傑作

2009年08月16日 | 映画(は行)
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 日本という国はヨーロッパの国々と違い上流階級というものに、あまりなじみがない上流階級の人々を僕なんかは、ブルジョワと思ってしまうがどうやら、違うみたいだ
 しかし、少なからずは当たっている部分もある
 そんな上流階級の人々を小馬鹿にした映画に皆殺しの天使という映画がある
 弁護士、医者、建築家と言った社会的に位の高い人々が、豪邸に招かれて食事をするが何故かその豪邸から出られなくなり、そこには社会的にプライドのある人々ばかりなのに、醜態をさらす姿が非常に面白かった
 ところがもっとブルジョワを馬鹿にした映画があったそれが今回紹介する映画ブルジャワジーの密かな愉しみである
 皆殺しの天使ブルジャワジーの密かな愉しみも監督はルイス・ブニュエル
 数々の名作が彼にはあるが、彼の映画の特徴は一言では形容し難いしかし、今回の紹介するブルジャワジーの密かな愉しみほど、ブルジョワを馬鹿にしているだけでなく観ている側をも混乱させる映画は無いだろう
 そういう意味では物凄くルイス・ブニュエルは逆に肩の力を抜き過ぎるくらいに抜いた作品だといえるだろうそれでは、こんな映画もあったかと思わせるブルジョワジーの密かな愉しみを紹介しよう

ブルジョワジーの密かな愉しみ [DVD]

東北新社

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 実はこの映画のストーリーを、説明できませんせっかく読んでくれる人に対していきなり、ブニュエル風になってしまった
 とにかく、この映画にあった出来事をエピソード式で説明しょう
 冒頭、セネシャル(ジャン=ピエール・カッセル)家に食事に呼ばれたミランダ共和国(南米の国?)の大使(フェルナンド・レイ)とデブノ夫妻(ポール・フランクールデルフィーヌ・セイリグ)はセネシャル家に行くが、出迎えたセネシャル夫人(ステファーヌ・オードラン)が食事会は明日です仕方なくデブノ氏の行きつけのレストランへ行く事になったが、何故か今日に限ってお客さんが全く居ない
 注文する食事はどれも品切れしかも、その店のオーナーは実は今朝死んでしまい葬式の最中結局、みんな何も食べずに出て行った

 そして、後日大使(レイ)とセネシャル(カッセル)とデブノ(フランクール)は、大使の部屋でやばい取引をしている各自で麻薬を分け合っている
 ある日、昼食会でセネシャル家に大使(レイ)とデブノ夫妻(フランクール、セイリグ)と独身女性のフローレンス(ビュル・オジェ)は、今度こそ食事にありつけると思って席につくが、肝心のセネシャル夫妻(カッセル、オードラン)の二人がいつまで待っても現れないしかも、召し使いがセネシャル夫妻は窓から外へ出て行きましたと聞かされる
 大使(レイ)達は麻薬の事を密告されたと思い、みんな帰ってしまう
 しかし、ちょうどその頃セネシャル夫妻はセックスしていただけのことだった
 セックスが終わったセネシャル夫妻(カッセル、オードラン)が、大使(レイ)達が待っていると思って戻ってみると、既に帰ってしまったあとその頃神父がやって来たその神父は庭師としてセネシャル家に雇って欲しいということ
 神父は語りだす私の両親は何者かに殺されましたが、犯人はわかりません 
 
 ある日神父は、死期の近い男の懺悔に祈りを捧げていたその男が神父にかつての行いを懺悔しようと神父に写真を見せる私はこの写真の人たちを殺しましたその写真を見た神父は銃を取ってこの死期の迫った男を撃ち殺す(なぜ殺したかは御想像に任せます)

 ある日大使(レイ)やセネシャル夫妻(カッセル、オードラン)、デブノ夫妻(フランクール、セイリグ)達ははセネシャル家の近くで迷惑にも銃声の響く軍事演習をしていた大佐からお詫びに食事に誘われた
 そして、その食事場所へ行きみんな席につくが大佐が来ない・・・突然幕が開いたなんとそこは舞台の上しかも、舞台を観に来たお客さんが観客席を埋め尽くすやがて、観客たちはブーイングの嵐

 時には食事中にテロリストが入ってきて、みんな撃ち殺されたり(夢だったりして)、また大使(レイ)がデブノ(フランクール)に銃殺されたり(これも夢の中)また大使(レイ)がデブノの妻(セイリグ)にセックスを求めたり(これは現実かな)、突如刑事が食事をしようとした時に入ってきて麻薬所持で、三人がいやその場に居た全員が逮捕されたり(夢の中かな?)

 ただこのブルジョワ達は食事にありつけないし、性欲に溺れ、現実と夢の中での出来事が混乱してくる
 しかし、炎天下の中ひたすら真っ直ぐな道をハンカチで汗を拭きながら歩くシーンはブルジョワたちの現実であることは確かなのかな

 本当にこの映画は観ている側をも混乱させるなんだ!夢だったのかと言うようなことが、繰り広げられている
 ここに出てくるブルジョワ達の食欲の強欲さは笑ってしまうしかし食欲に対する強欲さは、別にブルジョワに限った事ではない
 僕たち貧乏人も食欲は凄いよ
 タダ飯が食えると聞けば、飛びついて行くからね
 とにかくやっぱり映画は面白いねこのようなストーリーは絶対にテレビで毎週決まった時間にみせらるドラマでは味わえない楽しさがある
 このような映画を作ってしまうルイス・ブニュエルの才能にも驚く
 観れば観るほど面白い映画です僕にとってはお勧め映画です

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競馬 クイーンS予想 逃げ馬が怖いね

2009年08月16日 | 競馬予想
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 僕が思うクイーンSのイメージは逃げ馬が活躍するイメージがある
 だいたいクイーンSは、札幌競馬場の開幕週でやるから逃げ馬有利なのは当然
 しかし今年は札幌競馬場は連続開催だからもうそろそろ内が荒れて外差しが決まりやすい馬場になるかと思いきややっぱり内を通る逃げ馬が頑張るケースが目立っている
 しかもメンバー的にスローペース濃厚ここは逃げそうな馬を軸に馬券を組み立てる
 それでは馬印と各馬のコメントを
 ◎ 9 レッドアゲート
 ○ 6 ザレマ
 ▲ 2 レジネッタ
 △ 4 ヤマニンメルベイユ
 △ 5 フミノサチヒメ
 △ 8 アメジストリング
 △11 スペルバインド
 △14 ムードインディゴ
 × 7 レインダンス

 僕の本命は9番のレッドアゲートジョッキーが藤田だし、このメンバーなら逃げる事を考えていると思う2走前のマーメイドSが5着だったが、先行して内容は良かった
 連闘が気になるが馬体重が増加していた事を考えると、逆に連闘が良い方向に出るかも
 頼むから藤田ジョッキー逃げてくれ

 対抗には6番のザレマを挙げるこの馬のベスト距離は1600~1800Mだろう今回は前走から200Mの距離短縮は間違いなくプラス
 楽に好位に付けられるレースセンスは、小回りの札幌コースでは間違いなくプラス手堅くいくならこの馬を本命にするほうが良いかも

 単穴には2番のレジネッタ前走の函館記念は最後の直線で前が開かなかった実力を出し切っての敗戦では無い
 今回も後方からのレースになりそうなだけに展開は厳しいが、14頭の頭数ならば不利を受ける可能性も少ないし、早めに外へ出して4コーナーで射程圏内に付けられたらこの馬が勝つ可能性はある

 勝つのは厳しいが2着ならありそうな馬を
 まずは4番のヤマニンメルベイユを挙げる多方の予想ではこの馬が逃げると思われているみたいだしかし、この馬は逃げにこだわる馬でもないし、それほどスピードがあるわけでもないし、レッドアゲートが逃げを主張したら控えると思うそれでも、2番手には付けられそうだが同じような位置にザレマがいるとなると勝つのは厳しいかなしかし、去年の勝ち馬なだけにここは2着には押さえる

 次に5番のフミノサチヒメを挙げる札幌コースの成績は良いし、函館コースでも1戦1勝この馬には北海道の洋芝が向いているのだろう近走の成績はボロボロだが、今回は大きな変わりを見込めるチャンスどうせなら2着に押さえる

 次に8番のアメジストリング札幌は2戦2勝しかも、最近は成績も安定しているここは飛びつきたくなるね
 しかし完全な差し馬だけにこのメンバーで展開利も見込めないだけに、2着まで突っ込んでくるか難しいがしかし最近の調子の良さは侮れない

 次に11番のスペルバインドを挙げる前走は休養明けだったが、一瞬は内から抜け出す好内容しかも、馬体重がかなり増加していた事を思うと今回は上積みは充分にある
 2着には押さえる必要がある

 そして14番のムードインディゴだが、最近の成績は奮わないが夏場から調子を上げてくる馬実力は去年の秋華賞で証明している大外枠も14頭の頭数ならそれほど気にならないしかし、前残りの展開が濃厚なだけに勝つまではどうか

 三連単の端っこ(3着)に突っ込んできても不思議では無い馬を挙げよう
 7番のレインダンスだが、能力はあるはず夏を迎えて調子を上げて来ないかしかし、展開、洋芝などクリアすべき問題が多い
 とりあえず3着には押さえる

買い目 三連単フォーメーション
  1着 9
  2着 2、4、5、6、8、11、14
  3着 2、4、5、6、7、8、11、14

買い目 三連単フォーメーション
  1着 2、6
  2着 9
  3着 2、4、5、6、7、8、11、14

買い目 三連単フォーメーション
  1着 6
  2着 2、4、5、8、11、14
  3着 9                      合計69点




                  
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