褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 黄色い大地(1984) 中国の貧しい村を描く

2009年08月11日 | 映画(か行)
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 昔は殆ど観なかった中国の映画を最近は観る機会が増えた中国の映画といっても、グリーン・ディスティニーや、ヒーローのような、アクション映画を観ることが多かったけれど、今回紹介する黄色い大地は、中国を感じさせる映画
 題名が示す黄土高原の圧倒的な風景に驚き、またそこに住む人々の貧しい暮らしが描かれていて、非常に興味が持てた作品です
 監督は世界に中国映画の素晴らしさを、今回紹介する黄色い大地で知らしめたチェン・カイコー

 僕の中では彼の作品では始皇帝暗殺のイメージがあるが、今もアジアが誇る世界的名匠の監督作品を紹介します

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 時代は1939年、日中戦争が始まって、2年目
 延安から、八路軍の兵士であるグウ・チンと言う名の若者の兵士が、陝西省の北部の貧しい村に辿り着く
 この八路軍の若者のグウ・チンがこの村に来た理由は民謡収集この、村に歌の上手な娘がいるという噂を聞き、そしてこの村の民謡を持ち帰って、日本と戦かっている八路軍の兵士たちを、民謡で鼓舞するのが目的
 ちょうど彼がこの村に着いた時、結婚式が行われている最中だった
 その結婚式を眺めているツイ・チアン(卓球の福原愛に似ていると思うのは僕だけかな?)と言う名前の13歳の少女が、もうすぐ自分が嫁に行くことを感じているようだ


 グウ・チンは、ツイ・チアンの家に泊まる事になったツイ・チアンの家族は父親と弟のハンハンの3人暮らし
 そこでグウ・チンは父親から聞いた、この村の伝統に驚くこの村では女性は売買で嫁に売られる、それも14歳で嫁に売られるのは当たり前という事に
 グウ・チンは延安では、そのような結婚の風習はとっくの昔に無くなっており、結婚は本当に好きな同士の男と女がするという事を(当たりまえ)語る
 そして、八路軍の中には女性もいることを語る

 この話を聞いたツイ・チアンは自分も延安に行きたいと考えるようになるグウ・チンはこの家の貧しい暮らしに驚くそして、最初は打ち解けあえなかった弟のハンハンと次第に仲良くなり、いつしかツイ・チアンもグウ・チンに対して淡い恋心を持つようになる

 やがて、グウ・チンがこの村を去るときが来たそしてツイ・チアンも嫁に行く日が近づいてきた
 そして・・・続きは映画を観てください

 それにしても、この黄土地帯の景色が観るものを圧倒するこの映画の撮影がチャン・イーモウだけれど、流石だね
 この映画では民謡収集というテーマが入っているけれど、実はこの映画を観ると民謡というのは心の叫びを唄にしているんだということに気づくこの映画に流れる民謡には、この村に住む人々の苦しみ、想いが唄われている
 そして、この3人家族の貧しい暮らし
 水を汲みに少女のツイ・チアンが5キロも歩いて黄河へ行く
 しかも、あんな泥水で生活しないとはいけないとは
 これはお勧めの映画です

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