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映画界の鬼才監督と言えばデヴィッド・リンチを真っ先に思い浮かべる。その作風は暴力、エログロ、音楽、そして意味不明。今回紹介するロスト・ハイウェイはそんなリンチワールド満載だ

実はこの映画を観るのは初めて。本当にマルホランド・ドライブを観る前にこの映画を先に観るべきだったと後悔しても後のまつり。近いうちにマルホランド・ドライブを再見しなければ

デヴィッド・リンチ監督作品で僕のお勧めならば、ワイルド・アット・ハート

他にも彼の映画ならば名作の誉れの高いエレファント・マンは人権について考えさせられるだけに重たい気分になるし、サスペンス映画のブルー・ベルベットは気持ち悪くなりそうだし、前述したマルホランド・ドライブは頭の中が?マークだらけになってしまいそう。そして感動のロードムービーのストレイト・ストーリーはデヴィッド・リンチ監督作品として見ると、普通過ぎる。
いずれにしろ少し変わった映画を観たいという勇気があれば、デヴィッド・リンチ監督の映画がお勧め

今回紹介するデヴィッド・リンチ監督作品のロスト・ハイウェイは途中から別の映画に変わってしまったのかと思うような錯覚を起こしそうになる作品。1本の映画で2本分楽しめたようなお得な気分になれる人がいるかもしれない。
世の中不条理に思うことがたくさんあるが、この映画の主人公は全く身に覚えの事で刑務所に連れて行かれているのだから本当に不幸な主人公である。そして主人公のまわりの日常に起きる不思議な世界の空間はまさにリンチワールド炸裂

非日常映画だけれど、最後は自分なりには納得できるオチが待っていた

オチはわかったが、それでもやっぱり疑問だらけに感じてしまうロスト・ハイウェイを紹介します

![]() | ロスト・ハイウェイ [DVD] |
デイヴィッド・リンチ,バリ・ギフォード | |
パイオニアLDC |
冒頭は真夜中のハイウェイを車が走っている



流石に警察に被害届を出すが、全く頼りになりそうに無い刑事たち。
フレッド(プルマン)とレニー(アークウェット)は友人のパーティーに参加するが、そこでフレッド(ピルマン)は出会った事のない顔の白い男から話しかけられる。『私はあなたを知っている』『今もあなたの家にいる』。フレッド(プルマン)は顔の白い男から携帯電話


フレッド(プルマン)は慌ててパーティーを抜け出し、レニー(アークウェット)を連れて自宅に帰るが、確かに他人の気配があり、そしてビデオテープを見ると、レニー(アークウェット)の惨殺死体が


気を失ったフレッド(プルマン)は何時の間にか刑務所に居た。妻のレニー(アークウェット)殺しの罪で自分が逮捕されていた。刑務所で原因不明の頭痛に悩まされるフレッド(プルマン)だったが、ある日突然フレッド(プルマン)の姿がピート(バルサザール・ゲッティ)と言う若い見知らぬ男に変わっており無事に釈放されるが、ピート(ゲッティ)にも不思議な出来事が次々と起こり・・・冒頭の真夜中のハイウェイの意味は映画を観てください

色々とショッキングなシーンが出てくるから意味が不明でも眠たくならない

それにしても白い顔をした男のキャラクターはインパクトある。見知らぬ男から『あなたを知っている』と言われたら誰でも驚く。それはまるで風俗店へ遊びに行って初めて会う女の子から『あなたを知っている』と言われたら吃驚するのとよく似ている

個人的にはリンチ監督の個性が出ているし、笑える?ところもあるので好きなタイプの映画です


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