皐月賞予想
かつては有馬記念でディープインパクトをハーツクライで降し、オルフェーヴルの勝ったレースでエイシンフラッシュで2着に食い込み、ジャパンカップダートでワンダーアキュートの追い込みをペルシャザールで封じ、そして今年も大阪杯でラキシスでキズナを振り切り、先週の桜花賞ではコンテッサトゥーレで3着に食い込むなど、ことごとく俺の馬券に立ちはだかっているのが、陽気なフランス人ジョッキーであるクリスト・ルメール騎手。これからはルメールが嫌いだから彼の馬は絶対に買わない、なんて言ってたら負け続けるようなことになりそうだ。俺にとっては何とも厄介な腕が達者の一流ジョッキーだが、これからは馬券上の付き合いは仲良くやっていくことに決めた。
皐月賞に、ルメール騎手が乗るのは初めてらしいが、いきなり現在3戦3勝の無敗馬サトノクラウンに騎乗。もうこれは大人しくルメール騎手を素直に応援するべきだろう。
展開についてだが3番のスピリッツミノルが出ムチをぶっ叩いてでも逃げる。しかし、現在3連勝中の勢いは怖いが、この馬はスローペースに落としての逃げが勝ちパターン、そして馬場が悪くなれば更に良いタイプの馬だが、馬場は良で行われそうだし、メンバーを見ていたらワンダーアツレッタ、コメートそして、有力馬のキタサンブラックも好位でレースを進めるなど、決してペースが落ちない。先週の桜花賞はスローペースが大波乱の決着を演じたが、今回の皐月賞は先行馬にはタフな流れになりそうだ。
スプリングSで勝ったキタサンブラックだがあのスローペースで離れた2番手という絶好のポジションで勝ったが、最後はギリギリ迫られたように、しかも今回は流石にあのような展開の利は見込めず、今回はなかなか厳しい戦いは予想される。北島三郎の持ち馬がいよいよクラッシク制覇かという話題性はあるが、流石に今回はお預け。
展開的には狙いたいのが位置的には中団及び後方から進める馬。中山コースの形態から、やはり先行馬を見ながらレースをできる位置取り、特に有力馬がひしめく差し馬の中でも1番前の位置にいるであろうと思えるルメール騎乗の馬が本命だ
◎ 8 サトノクラウン
○ 2 ドゥラメンテ
▲ 1 ブライトエンブレム
▲ 5 リアルスティール
△10 ペルーフ
△11 ダノンリバティ
△15 ダノンプラチナム
× 6 タガノエスプレッソ
×12 ベルラップ
俺の本命は前述したようにルメール騎乗の8番のサトノクラウン。前走の弥生賞はハイレベルのメンバーの集まりという噂だったが、結果はサトノクラウンの完勝。休養明けもなんのその、課題のスタートは決まり、追い出してからの反応が素晴らしく、抜け出す脚は相当切れる。既に前々走の東京スポーツ2歳Sで示している馬群に怯まない勝負根性も持ち合わせている。まさに今回の中山コース2000Mを制する条件を備えている馬。今年は無敗の皐月賞馬が誕生だ。
対抗にはサトノクラウンと同じ堀厩舎である2番のドゥラメンテを挙げる。母はエリザベス女王杯を2年連続制覇するなどの名牝であるアドマイヤグルーヴ。まさに誕生前からGⅠ制覇を義務付けられているような超良血馬だ。前走の共同通信杯では今回人気しているリアルスティールの後塵を拝したが、むしろ道中は折り合いを欠き、向こうが最内をロスの無い競馬をしていたのに、こちらは外を回り大外へ持ち出す荒削りなレース振り。能力的にはリアルスティールよりもドゥラメンテの方が上であることを証明していると思う。問題はスタートがチョッと遅く、折り合いにも問題、最後の直線で顔を横に向けながら走ったりするような気の悪さ。欠点は多いが、爆発力は今回出走メンバーではナンバーワン。M・デムーロ騎手が完璧なエスコートを見せれば勝てる。今年からJRA騎手としてデビューする外国人騎手のワン・ツー・フィニッシュの可能性は非常にありえる。
単穴には2頭挙げる。まずは1番のブライトエンブレムを挙げる。恐らく最後方からのレース運びになるだろう。そして大外を捲くっていくスタイルは案外小回り向きの脚質かもしれない。前走の弥生賞は大外を回りすぎたイメージがあるが、それでも勝ったサトノクラウンと差がなかった。今回は18頭のフルゲートではなく、15頭の出走にとどまったのはこの馬にはラッキー。GⅠレースを勝つには運も必要だ。馬場も次第に外差しが決まりだしているのは良いし、4コーナーではもう少し距離ロスを無くすレースができるとすれば、サトノクラウンを逆転できる。最近は思い切った騎乗が目立つ田辺ジョッキーだが、クラシック初制覇の可能性は充分にある。
もう1頭は5番のリアルスティールを挙げる。前走のスプリングSは超スローペースにはまったが、最後の直線だけで追い込んで2着に食い込んだ内容は決して悲観することはないし、改めて能力をしめした。意外にレースセンスは良いので今回の内側の枠順は良いだろう。デビュー2戦目で重賞を勝ってしまう天才ぶり。中山よりも東京コースの方が合いそうだが、そんなものは持っている能力で黙らすか?リーディングジョッキー、福永祐一が惚れた素材。これ以上は評価を下げられない。
人気しそうで要らない馬
7 キタサンブラック
あの大御所歌手である北島三郎の持ち馬であり、3戦3勝とパーフェクトの成績を収めていることもあり、話題性を呼んでいる。前走のスプリングSの内容だが、超スローペースの流れを2番手で追走するこの馬には絶好の流れ。最後はゴール前の踏ん張りが効き、リアルスティールなどの猛追を振り切った。
しかし、個人的にはあの流れで詰められたことは非常に不満。本当ならラストの直線で突き放してもいい流れだった。今回はメンバー的に好位につけたい馬も多く、先週の桜花賞のようなスローペースは望みづらく、厳しいレースになりそう。スプリングSの時は本命にして馬券をゲットさせてくれた馬だが、今回は大幅に評価ダウンということにしておこう。
買い目 三連単フォーメーション
1着 8
2着 1、2、5、10、11、15
3着 1、2、5、6、10、11、12、15
買い目 三連単フォーメーション
1着 1、2、5
2着 9
3着 1、2、5、6、10、11、12、15
買い目 三連単フォーメーション
1着 2
2着 1、5、10、11、15
3着 9 合計 68点
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