福島牝馬S予想
毎年大荒れで、まともに予想しても的中しないレースとして有名な福島牝馬S。今回のメンバーを見ていても、人気している馬はもう一つ勝ちきれないレースばかり続けている馬ばかりで本命党には頼りにならない馬ばかり。小回り、短い直線、トリッキー、中途半端な距離、読みにくい芝の傾向など、ややこしいコース形態の福島コースだから荒れるのは当然だが、穴党にしても、どの馬から狙っていけばいいのかわからないレースだ。
しかし、今年の全体的な重賞レースの傾向として、流行の血統よりも、チョッと渋い血統の種牡馬が活躍していること。ブラックタイド、スクリーンヒーローといった種牡馬がプチブレイクしている。そして今回のメンバーを見渡すと父に何とも懐かしい馬を見つけたのだが、それがメジロベイリー。父がサンデーサイレンスで、あのメジロブライトの弟。朝日杯3歳S(GⅠ)(現在の朝日杯FS)を勝っている良血馬。しかし、その後は故障もあり活躍できずに良血という理由だけで種牡馬入り。今まで全く活躍馬が出てこなかったので、俺自身がすっかり忘れていた馬。そんな父の馬ならばちょっとローカル開催の重賞でこそ活躍できる馬だろう。
今も種牡馬として仕事をしているのかわからないメジロベイリーだが、きっとこの馬ならば孝行娘として父親の名前を改めて競馬ファンに思い出させてくれるはずの馬が本命だ
◎ 13 アルマディヴァン
▲ 2 ブランネージュ
▲ 10 グレイスフラワー
▲ 11 ペイシャフェリス
△ 3 ウェスタンメルシー
△ 4 フィロパトール
△ 16 パワースポット
× 5 ケイティバローズ
× 6 スイートサルサ
× 15 シャイニーガール
俺の本命はそのメジロベイリーの娘である13番のアルマディヴァン。血統は地味だが成績は安定していて、今やすっかり充実していて前走の末脚は牝馬限定の重賞でも充分に通用しそうだ。けっこうスタートは上手で、ジョッキーに非常に従順で折り合いはバッチリ。良績は1400M~1600Mに集中しているが、1800Mがダメだとは思えない。けっこうメンバー的にペースが早そうなのもこの馬の末脚を充分に発揮できそうだし、小回りのコースで、直線も短いコース形態を考えると最後方の位置取りでは心許ないが、この馬はスタートが良いので差し馬の中では最も良い位置につけられるだろう。今の充実振りなら牝馬限定の重賞のここならチャンス大有りだ
単穴には3頭挙げる
まずは2番のブランネージュ。前走の中山牝馬Sは休養明けを差し引いても情けないレース振り。しかし、今回はこの馬にとってこの内枠は最高だろう。前走は安全策で4コーナーで外に出して先頭に並びかけるレースをしたが、本来はラストの直線でも最内を突いて伸びてくる馬。今回は逃げ馬が多く、直線半ばでバテテ来る馬が多そうなので上手く馬群を捌けるか不安だが、能力は1番だと思う。前走よりは相手関係のレベルは落ちるような気がするし、上手く立ち回れば楽勝まである。直線で前が詰まってしまう不利を受ける可能性を考えると、ちょっと本命にはしづらい。しかも荒れるレースだから、これぐらい評価で良いだろう。
次に10番のグレイスフラワーを挙げる。前走の中山牝馬Sは休養明けで太り過ぎで6着。しかし、最後は内から伸びてきたように内容は悪くない。今回はスレンダーなボディになっているはずだし、重賞での経験が今回活きる可能性がある。少々の距離不足、福島コースなど不安はあるがむしろ前走からの上積みを考えると勝つ可能性はある。
次に11番のペイシャフェリスを挙げる。逃げることができれば少々ハイペースでも押し切ってしまう馬。逃げたい馬が多く、行ききれるかどうかが問題だが、スピードはメンバー中1番。意外に簡単に先手を奪うことができるか?もしも行き切れば非常に怖い馬。馬券を買う上でこの馬が勝つ可能性を考えておいた方が良いだろう。
買い目 三連単フォーメーション
1着 13
2着 2、3、4、10、11、16
3着 2、3、4、5、6、10、11、15、16
買い目 三連単フォーメーション
1着 2、10、11
2着 13
3着 2、3、4、5、6、10、11、15、16 合計 72点
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