しげるの自遊学

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として応援しています。

遠くの親戚よりも近くの他人

2006-02-01 19:30:14 | Weblog
 朝10時頃、ピポーピポーと救急車が我が街へ入って来ました。そして、我が家の、斜め前の家で止まりました。びっくりして、向こう三軒両隣の皆さんが出て来ました。救急隊員が玄関のブザーを鳴らすものの応答ない模様。いやーどうしたのだろう。

 裏へ回ったり、戸を叩いたり。そうしたら居間で倒れている奥さんが外から見えたのですね。中にいた奥さん、やっと外の状況に気がつき、這って戸のところへ来て居間の戸を開けました。居間から家に入った救急隊員が、玄関の扉を開け、倒れていたその家の奥さんは無事救出されました。やれやれでした。

 この家は、ご主人は病院の院長です。ですから、救急車は当然その病院へ向かったのです。救急車へ乗る前、やっとのおもいで、くだんの奥さんが話したのは、お産で入院しいる娘さんのことでした。届ける品物があったようです。

 結局、向かいの奥さんと妻がくだんの家に入り、家の中を片付けたり、娘さんに届ける品物を揃えたのです。(居間の絨毯は吐いた残骸などもあり、台所も乱雑なままだったそうです)
この倒れた奥さん、平素から高血圧だったようで、ときたま、同じようなことはあったようですが、今日は特にひどかったらしい。(強烈なめまい)

 「遠くの親戚よりも近くの他人」ということ、よく耳にしますが、やはり頼りになるのは身近にいる人達ですね。あらためて、この格言を噛みしめています。