しげるの自遊学

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として応援しています。

通夜とは

2006-12-20 21:09:58 | Weblog
 葬儀というのは、元来、深刻かつ厳粛な雰囲気のなかで行われるものですが、時として「通夜」の「浄めの席」に入ると、途端に雰囲気が変わるので、奇妙な感じを受けることがあります。

 先日の通夜でもそうでした。会葬者も多いが、親族も多いから、大変賑やかな通夜でした。久しく会ってない親戚、友人などに会うと、懐かしさのあまり、故人と関係の無い話に花が咲くことがあります。(故人には申し訳ないと思いつつも・・・)

 長男と顔を会わせるのは久しぶりとあって、つい「会社の景気はどうだ?」「家庭はうまく行っているのか?」などなど聞いてしまいました。「俺の葬儀の時は賑やかに、盛大に頼むぞ」などと云います。長男「うちは長生きの家系だから、親父の葬式は20年も先ではないかな」。そのときは自分もかなりな歳だし、現役を引退しているだろうから、あまり盛大な葬式できないよ」などとうそぶく。故人の思い出話などで、故人を偲ぶべきはずのところ、とんでもない会話が飛び交います。

 まあ、それも故人に対する供養だということで、ご容赦を願いたいと思います。長男ほか子供、孫など、最近はお正月に一堂に会するだけですが、長男曰く「親父の毎日の様子はよく把握している」と。私のブログを覗いていると、親父(私)がどうしているか、よく分かるそうです。これもブログの効用かな?

記事とは関係のないちぎり絵(妻の作)です。


(通夜について)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E5%A4%9C