しげるの自遊学

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として応援しています。

人との交わり(続き)

2007-09-01 09:12:06 | Weblog
 私の友人で、奥さんが病気で長年入院したきりになっており、一人暮らしを続けている男がいます。「もう一週間もの間、一言も発しなかったぞ」などと言って電話して来たこともありました。人間、人との交わりがなかったら、到底生きてはいけない筈だなどと思うのですが、そうでもないのかな?(私はどうだろう?)

 「生真面目、シャイ、そして責任感が強い」というのが日本人の特質だそうですが、私もその例に近いかもしれません。「こんな性格の人はウツになりやすい」とも物の本には書いてあります。しかし、幸い私は比較的多趣味なので、その点で救われているのかな。(などと勝手に自己分析)

 上記の彼から電話があって、神奈川在住の同期生でプライベートに集まるから来ないか、との誘いがありました。近隣に住む同期生で、時々集まっているらしい。私は埼玉なので、いままで声がかかったことはありませんでした。他の人をさておき、私に声をかけてくれたということで嬉しくなり、二つ返事でOK。

 ところが、2~3日して、予定をチェックしたら、なんとパソコン教室の予定が入っているではありませんか。いやー悩みました。公民館でのパソコン教室をなんと言って断るのか、あるいは、折角の友人のお誘いを断るのか。二つに一つ。ハムレットの心境でした。

 「悪い、パソコン教室の予定があった」と恐る恐る電話。「ならば、同期生会延ばせばいいよ」との返事。会場に予約を入れ、他のメンバー(4、5名か)の予定も変更することになるのだが、大丈夫なのか。2時間ほどたってから、彼から電話があり、予定変更したとのことでした。びっくりするやら、嬉しいやら。このところボケ防止対策でパソコンの勉強をやっているとの話なので、よほどパソコンのことで話がしたかったのだろうなどとは思うものの、会の日取りまで延長してくれた彼にはなんと言って感謝したらいいのやら。9月3日(月)がパソコン教室。同期生で集まる日を9月5日(水)に延ばしてくれた。
 
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