2月27日(水曜日)、森岡紘子さんのリサイタルへ行って来ました。「今日の天気や如何に?」朝起きてすぐに外を見ました。リサイタルは夜だったので、とてもお天気が心配だったのです。なんとみぞれが降っているではありませんか?一寸憂鬱でしたね。いっしょに行く近所の方に相談したら、天気予報では「このあと晴れ」です、と。しかし、その時は俄かには信じられなかったです。
天気は良くなるはずだから、早めに出かけ「湯島天神」の梅でも見ましょうよという近所の方の提案で、午後早々と出かけました。予報通りでしたね。嬉しいことに天候が回復したのです。そういうわけで、湯島天神の梅も鑑賞することが出来ました。素人目には、梅はしっかり咲いていました。
時間の余裕があったので、湯島天神近くの「旧岩崎邸」にも行きました。そのあとは、ホールが近い場所で皆さんといっしょに食事を楽しみました。歩いたあとで疲れていたせいか、ビールのなんと美味しかったことか。
いゃー、コンサートは予想通り素晴らしかったです。素敵な森岡紘子さんのソプラノにうっとりする至福の時間でした。終演後、真っ赤なドレスに身をまとった紘子さんとロビーで会って言葉を交わすことが出来たのも嬉しかった。コンサートが終わったあと、舞台から彼女の挨拶があったのだが、東日本大震災のあと、何度も被災地へ行って活動されているとか。彼女の人柄に心打たれました。支援活動で仲間と被災地に行く時の交通費の募金をやっていたので、ささやかながら募金箱へ入れてきました。
あとで彼女からもらった御礼のメールに「私は雪女ですから・・・・・」というくだりがありました。コンサート当日の朝、雪が降っていたので、そのことを言ったらしかった。前にもコンサート当日雪が降ったとか、そんなことがあったらしい。
雪女伝説(小泉八雲)によれば、雪女はほっそりしとした美しい女性だとある。自分の素性がばれた時は、お前(亭主)を殺すと言っていたのだが、寝ている子供達(10人)を見るとどうしても殺せない。で、お雪の体は溶けて白い霧になってしまったとか。紘子さんはもしかしたら本当に雪女かもしれないなどと勝手に想像をめぐらしている私です。