京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

昔、輸入振興策なるものもありましたが

2010年08月18日 | Weblog
京都不動産コンサルタントのブログ

2010年度の経済財政白書によれば、
バブル崩壊後約20年間も慢性的な需要不足のため
国民にデフレ意識が定着してしまっていると。

麻生政権時の試算では
たしか25兆円もの需要不足だとの数字を聞いたこともあります。

転じて今年度の上場企業の(特に自動車の)好決算は
国内向けも寄与はしているものの
主にアジア域内を中心とする外需に助けられています。

内需に寄与する政策は打つ手無ということでしょうか。
もちろん中国を中心とするアジア域内を
内需とする考え方は必要であるが、
では国内産業はどうする?
ということになる。

大企業を助けるエコポイントもそれなりに説得力はあるが、
国内需要を喚起させる政策が忘れ去られている
と思います。

住宅版エコポイントがあるよ、
といわれるかもしれない。
しかしまったくの付け刃です。

税制・建築・雇用面を総合的に検討する視点が
欠けているように思います。
しかも不動産的政策はロングスパンで継続させてはじめて
効果が出るものですよね。

この需要不足を契機に、
(逆に供給過多ともいえますが)
円高を享受し
内需振興に本格的に舵を切って見てはいかがでしょう。
コメント
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/京都不動産コンサル研究所


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