枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

寒さ厳しき折り・・・

2012年01月15日 | Weblog

 朝の出勤時には、指先まで凍りつくようだ。タイムカードを押すのももどかしい。手洗いと枇杷葉茶での嗽をすると更に冷たい。その手で介護となると、気の毒な有様。リエさんからのクリスマスプレゼントでもらった、手袋をしているのだが、体温が低い関係で中々温まらない。

 それでも10時を過ぎると何とか温もってくる。エンジンがかかるのが誠に遅いのだ。勤務時間中は、室内ということもあり寒さは感じない。洗濯を干すのも吹き曝しではないから我慢できる。散歩に行くのはジャンパーを着るが、体が温まってくるので負担ではない。

 帰宅すれば、蒟蒻を温め腰に当てる。足には湯たんぽがある。手には指先の出る手被いをする。それでも寒さが押し寄せてくれば、電気ストーブを点ける。部屋が暖まったら切る。友人の類は冬には呼ばない。きっと寒さに逃げ出すであろう。

 まあ、テレビに出ているような格好で来られた日には、眼も当てられない。炬燵は、銀河が居なくなったのでしない。テレビをじっと観ないから必要がない。パソコンも暖房完備は無駄だ。快適な暮らしの基準が違うのでわからないが、野外でなければいい。

 野外にわざわざ出かけることは少なくなったが、この季節に夜空を見上げるのは圧巻だ。プレアデス・ヒアデス星団、オリオン座、大犬座、子犬座。カシオペアもアンドロメダも、大熊・小熊も輝いている。木星に金星が素晴らしい。

 どんな光を以ってしても、その輝きには及ばない。その億光年の彼方から、届いてくるメッセージは、どんな形になっていくのか。人工の物にはない数多の輝きに見惚れる。つい見過ごしてしまう壮大な宇宙への想いに、在りし日の父母を偲ぶ。

 初冬の空に伸びる枇杷葉。その枝のどれもに、花芽が鈴生りになっている。

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