今朝は、曇り空であったのが、春雨に変わった。春の雨の降る様には、艶やかさが写る。濡れるのを構わず駆け出すには、何か躊躇う。可と言って、濡れるのは風邪を引く。温んでいるような雨に、傘をずらして佇んでみる。桜が山まで霞んでいた。
明日の京都までの切符を、手配していたので、乗車駅まで受け取りに行く。見渡す限りの桜の開花に、酔ったように見惚れる。川岸も艶やかさが際立つ。市内に入る手前も、大型の建売団地があって、其処の道路脇も、桜で埋まっている。
♪さくら、さくら、弥生の空は、見渡す限り、霞か雲か、いざやいざや、見にゆかん。この唄の如く何処を見渡しても、花盛り。木蓮、白木蓮に木瓜。辛夷、桃等が競い合う。雨の様もしっとりとしていい。急ぐ用事ではなし、時速を落として満喫した。
旧暦では、まだ如月です。4月10日が新月のため、そこからが弥生。花冷えは勿論のこと、春未だ遠きなのだ。雛祭りは12日で、春休みが雛人形を出す季節。あまり早く出すと、お風邪を召されるような気がします。右大臣も酔っ払えない。
我が家の、乙女椿が1輪咲いた。一昨年に花が付き過ぎて、枯れてしまったのかとも思ったが、10輪くらいが咲くようだ。ヒヤシンスがピンクや、パープル、ブルーに彩られ、猿梨の新芽とのバランスが美しい。アネモネは、一輪・一輪伸びてくる。
何だか今年は、自然からの祝福のように思えてならない。正直に、一途に、直向きに生きることの大切さを痛感する。毎日が学びの場。真摯に向き合い、弛まぬ努力を怠らず、これからも尚、自分の目標を目指す想いだ。リエさん、浜さん、応援ありがとう。
サンタさんの枇杷葉。昨年、7枝に花芽がつく。霜にやられてしまったか?早春時から開花し始めた。さて、実が生るか。