枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

春光を浴びて・・・

2013年04月05日 | Weblog

 清明。穏やかです。何時もならのんびりと起きるが、今朝は桜散らし寿しを作ろうと昨夜から準備していた。何処にも行かないので、家事に集中できる。酢飯を手早く混ぜておく。布団を干し、洗濯物をし終えて、朝食を摂る。リエさんからの珈琲が美味しい。

 以前から、虫食いの服をどうしようかと悩んでいたが、裁断に吉、とある。思い切って布を裁ち、裾を纏る。虫食いは、同じ色あいの糸でかがる。裏には、裁断した布を当てた。切り離した布は30cm程で、ワンピースがチュニックになった感じ。

 出来上がって着てみると、丁度腰の辺りになって温かい。袖口は筒になっており、炊事向き。素材はニットだから、軽いし温かいのだ。襟の所だけベルベットが付いている。クリーニングにも出していたが、中々直せなかった。暦の判断は違いない。

 昼時には、寿しの具を湯がいており、卵焼きを作った時点で、青い物がないことに気づく。ありゃりゃ・・・と台所を見回したら、大根から菜の花が。塩茹でにして、上に張る。試食に、皿に盛り付け、桜の花の塩漬けを置く。味も、彩りも先ず先ずですな。

 明日には、天気が崩れる、と予報が出ていたが、庭に出て水遣りをする。そろそろ止めようとしていたら、上司からの電話です。京都の土産を持って行き、ポストに入れていたのがわかったらしい。子供さんへの土産だが、喜んでもらえてよかった。

 介護福祉士の受験の時、上司に頂いた手拭ハンカチを、技能時も、筆記試験の時にも、持って行ってしたことを話す。どれほど励みになったことか。湯島天神宮に参拝したのも、受かりたい一心だった。天神様のお蔭は、ありがたいものです。

 今にして思うが、国家試験を甞めてはならない。加えて、毎日、挫けそうになりながらも、続けてすることが大切。仕事を終えて、教科書を開けば、眠気が襲う。隣近所の雑音も煩わしいもの。夜半の子どもの泣き声にも、毎夜悩まされた。

 崖っぷちに立つと、其処から飛び下りるか、立ち続けるしかない。運良く平野に、風が送ってくれた。だが、これからは介護福祉士の資格に恥じないよう、精進していかなければならない。此処からが出発点なのだ。教科書を読み返えそう。

 早春のクリスマスローズ。数輪咲き始めた。今は、花粉を散らして、新しい命を落としている。枇杷葉は、りささん枇杷葉。

コメント
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