枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

旧暦・雛祭り

2018年04月18日 | Weblog

 正真正銘の、雛祭りです。桃の花も咲き、天は朧に影り、菜の花も一面の黄色であるこの頃。着物を着換えて帯締めて、きょうはわたしの晴れ姿、春の弥生のこの佳き日、何よりうれしい雛祭り。詩の文句には、季節感があり、自然と状況が浮かぶが、新暦だと寒さに震えてそれどころではない。

 何時ものように激務を終えて帰宅。すばるが飛んで迎える。小腹が空いたので、珈琲を飲むのにパンを食べていたら、目ざとく見つけてせがむ。今朝は、卵ご飯を失敬された。美味しい物は、実に好く知っている。でも、一応は食べていいかを、上目使いに見るのだ。この仕草をやられたら駄目。

 最近は、心持ち慣れてきており、こちらの様子を窺っている。外に出るのも、じっと見てから決めている。お母さんのとこに行くんだ。とばかりに出て来るが、いけませんは分かる。抱っこをして連れ出すと、恐怖に固まる。小さい子も苦手で、声に向きを変えて逃げ出す。孫にも用心をしている。

 トイレも臭わない内に、と思っているが、放っておくと急かしてくる。出窓が指定の位置だが、椅子の上に居たり、爪とぎの入れ物に居る。蒲団の向こうから、ダッシュして足にタックルもする。爪切りは、手術以来きちんとしているので、血が出ることはないが、じゃれて遊んでと足にもつれる。

 猫の習性は詳しくないが、外に行けない分、可哀相ににもなる。田舎とは言っても車は通る。地元の野良猫も居るし、油断は出来ない。留守にしているので、やはり中に居てもらいたい。風呂にも入れてやりたいが、我が家に来ての蚤取り以来だ。枇杷葉茶のお陰で、汚れはなく、臭いもしないです。

 枇杷葉の木の下に蒔いた麦が、穂をつけて来た。これは麦茶用で大麦だ。別に食べるのでも、お茶にして飲むのでもない。単に土の改良と、趣味の範囲である。麦も、冬の間に踏んで遣らないと、育ちが悪いのだ。麦藁を敷いていた所は、貧相なのが風に揺れている。何れも生命力の大きさに納得だ。

 気温の上昇で、業務をしていて上着を脱いだ。自宅に居ると結構寒いが、勤務先は温度差があって暑いことも。で、よく見れば、暖房が点いていたりする。衣類での調節でないと、却って風邪を引くことにもなり注意が必要。体温の調節ができ難いからで、肺炎に至れば危うい。長寿が好いとばかりは。

 昨年の白枇杷。どの枝にもびっしりと生っていて、袋掛けも収穫もてんてこ舞いをした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする