昨日とは打って変わっての天気に、仕事に行くのが厭になる。然し、行かねばならずで、弁当をこしらえて出かける。すばるがしょぼんとして、出窓で送っている。早1年が経過したことに驚く。慣れてきたのもいいが、昼間一人にするので、甘え方が半端でない。今も、腕にしがみついてチュウチュウ吸い付く。
体は、来た当時の7倍程になったが、していることは幼い。加えて、重くなったのでずり落ちる。電気の紐に絡まって暴れ回り、首が閉まって死にかけたり、カーテンをずり落ちたは何回もやった。欲しい物には、右手でちょうだいをする。最近は、爪切りをするので、じゃれても痛さは感じない。加減が分った。
気温が落ち着いて来たので、蒲団の中には潜らずで、枕の所で丸くなっている。本能でもあるが、寒いと入ってj来る。それにしても、どでかくなったものだと感心する。餌も腹一杯食べるし、茹で卵やアイスクリームも好きだ。美味しいのは良く知っていておねだりをする。パンもちょっと焼いたのがいいようだ。
外に出しては飼えないので、ちょっと心が痛む。どんなに可愛がっても、外には行きたいだろうな、と思うが見つかれば殺される。銀河は、17年生きたが、すばるはどうだろう。このまま一緒に暮らせれば、と案じる気持ちになる。風邪を引いていたのは治ったようだ。枇杷葉茶が効いたのだと、信じて疑わず。
山の藤も咲き終わるようで、そろそろ桐の花に変わる。躑躅も五月も道端の彩になってきた。それが済むくらいになると、栴檀が木を覆う。枇杷葉への袋掛けも済ませて、熟れていくのを待とう。今年は、裏年で少ないので期待はできない。りささんのと暁子さんのは、数えるだけだ。初生りも多少は実が見える。
リエさんのと長崎茂木がまずまず生っており、このままいけば収穫できる。淡路田中は、結実が見えたものの、虫に齧られて消えた。自家製のエキスを掛けたが、遅かったようだ。大蒜と蓬と唐辛子を入れてある。お酢だけだと駄目だった。これは薄めて使ったからだが、やはり瓶に容れて根元に置いておこうか。
昨年には花だけだった。今年は、毛虫に乗っ取られてしまったから、咲くのだろうか?