陽射しは春うららの天気で、風もそよそよと吹き渡る。午後の時間からが、魔の刻である。座ったら即座に眠くなる。いかんななぁ・・・日曜日の昼下がりの、何と贅沢な時間だろう。体重測定に順番に通う。足元の不安定な方が多いので、止む無く車椅子で往復となるが、歳を重ねると体力は落ちる。
外は桜吹雪の金四郎。中には散り始めたのもあって、暫し足を止めて見る。施設の花見は、4日であるが、さて雨模様かな?気温の上昇には浮かれるが、雨となると、対応が難しい方も。気儘に、一人で見られる内が花かも。個人的には、滝廉太郎の歌の情景を、リエさんやしーちゃんと堪能したので。
隅田川の船下りもしたが、情緒がなくてがっかりした。観光名所には違いないが、舟遊びをしたかった。のんびりと船頭さんの舟歌で。江戸時代の、面影を残すような企画は、今はもう無理なのだろう。せめてものに、明治時代でもいいが、平成になって、既に150年経ったらしい。殺伐としてくるなぁ。
そろそろ真冬の物は、洗濯して片付けよう。葉織物は残しておかないと、夜半の気温の変化に困る。花冷えとも言うから、風邪を引いても。何分、夜は出掛けずにおくこととしよう。昼間も、出歩くことは少ない。勤務先と図書館位の往復ばかり。昨今は、書籍の注文をしないで、図書館で借りるのです。
朝、出かける時に見えなかったすばる。帰ったよと言うと、出窓の指定席から下りてきた。夕ご飯を食べて、ちょっと遊んでから、ソファーで眠っている。小さい子が居ないので、実に静かである。近所の悪餓鬼の声がしたら、一目散に隠れる。隅の方に行って震えて、様子を窺っている。臆病なのである。
明日は、久々の早出なので、弁当の用意をしておく。蒟蒻の醤油味と椎茸の煮つけだ。青空市で買っていたのを忘れるところだった。芹や三つ葉の出回り時期、リエさんに送れる物が、並ぶ日も近い。古里に行けば、生えている場所を知っているので、取りに行けるんだが蝮が怖い。そろそろ活動期になる。
カーテンを閉めていたら、すばるのよじ登った痕跡があり、縫い目が破れている。仕方ないので、針と糸とで修理する。この間、新品と換えたばかりなのに、面白がって駆け上がるんだもの、体重の比例で破れるのは必須。ずっしりと重くなって、破け方が酷い。男の子っていうのは、大きくなるのが速い?
リエさんちの藤の花。陽当たりが然程よくないので、上に向かって伸びる。きれいだったよ。