枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

春の宴に、ぞろぞろと

2010年04月05日 | Weblog
 桜の花見をしようと、昼間は人間が集まり、夜半からは魔物が集う。飲めや歌えや踊ろうと、暗闇の中で蠢く。時折、暇人や酔狂な者は、闇の中でさんざめく魔物を視てしまう。人間には、見えるものしか見えない者と、見えないものも、視えてしまう者が居るのだそう。ほおら耳を澄ませてごらんよ。眼を凝らしてみないか。と其処に居て囁く物に気づきませんか?春の宵は、夢か幻か。いえいえ、異世界に通じる結界が、繋がる時でもあるのです。

 そういった時に、月の雫を浴びていると、心が狂ってしまうそうです。体の中から抜けて出て、仲間を探して歩くのだそう。月に還ろう。月が待っているから。かぐやは泣いて、翁と媼を困らせる。嫦娥姫は、やんちゃな姫君を持て余して、下界に降ろしたのだが、人間の年よりは甘やかすばかり。可愛いとて、猫可愛がりでは余計に困る。仕方がない。迎えを遣わそう。ほんに困ったことよの。

 枇杷葉が月の雫を浴びると、これをお茶にして飲んだ者には、あらゆる病に薬効があり、これを信じて行なう者には、月の魔力を進ぜるものなり。月はセレネ。女神の力を分けられし者は、その手から発するオーラに触れし何人も、心の中に入り治さんとする。月の光の中に居ると、どこからともなく聴こえてくる。あなたには聴こえませんか?月のささやきが。光の向うで招いているのが視えませんか?

 リエさん。ちょっとだけど読んでいるよ。何だか始まりからワクワクしちゃうね。字の由来もとても考えていて、そういったことに行き着くのが面白い。でも一番のは、タイトルだね。いいなあぁ・・うん。ほんとにぴったりだね♥私は、現実の事はわからないけど、こんな書き方もあるんだね。私のは、真実だけども、実際にはわからないことだからね。そういったことを、さも嘘のように書くのは難しい。

 実際には、経験したり、体験しているんだけど、その殆どの人には、理解できないことなんだから。どんなに信じるよ。って言ってくれても、同じじゃないからね。分かり合うことはできない。でも、知ろうとすることは可能です。宮部みゆき氏の『龍は眠る』あの作品を読む度に、いけないんだ。言っちゃだめなんだ。って金縛りに遭う。解き放たれし力を感じるよ。

 リエさん。サンタさん、りささん。枇杷葉の花芽茶は要りませんか?先日の強風に、びっくらこいてたくさん落ちたのです。飲んでみると以外に美味しい。綺麗な色も出て、香りがいいのです。もしよろしければ送りますね。お知らせください。AIちゃんのお祖母ちゃん。風邪はその後いかがですか?枇杷茶によって、免疫と抗体ができたので、今後は鼻水くらいで治まりますよ。せっせと飲んでくださっているようで、感謝に耐えません。

 現在、花芽が咲き、実が生っている茂木の赤枇杷。その下に植えた淡路田中。3本の枇杷葉が育っています。左の隅には、何と我が家の茂木の赤枇杷を食べた種から、芽が出たものもある。3年が経つが、遅々として育たない。原因は日照時間です。枇杷葉は日当たりを好みますよ。寒さは苦手です。

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