枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

嵐が吹けば

2009年03月21日 | Weblog
 風が吹けば、桶屋が儲かる。とか言いますが、不況の嵐には、どうすりゃいいんだろう?そういう状況下に、本採用にしてくれる。と言うありがたい勤務先です。

 実際、夢中でやってきました。マニュアルがあって、ないという現場です。また、日々も浅く、頂くお給料にみ合う、仕事ができていない自信の無さがあります。しばらくは、様子見ということにしてもらいました。

 実習の段階では、とても自信の程はなくて怪しい。かといって、何時になれば、自信が持てるか?といわれても、不安が先にいくばかりです。まあ、勤務先の皆さんは、そういうことは合点承知の助で、2ヶ月は8時間の勤務に考えてくれていました。

 仕事の内容も、正職に同じになって、いろいろとあるようです。遣り甲斐がある反面、責任の重さも増えそうです。お昼の用意をしていて、突然!ワンシーンが目の前を過ぎる。ああ、この場面は以前に視た。そう、これが今日起る事は、解らなかったけれども、もう何十年も先に、視ていた情景だ。

 まるでジグソーパズルの、断片のように、カチリッっと嵌ってこの情景を作っていくよ。予知夢かな?そうなりたいと思った訳ではなく、偶然か、来るべき時間に向かって、牽きこまれたのか?このシーンのために、Yさんや、Eさんが居合わせたんだ。

 それらを思い返しながら、自分で自分が怖くなる。なんてことかしら!これは単なる偶然ではない。神のお導きに他ならない、と深い感銘に打たれた。これからは、これまでに増して、日々感謝の心で努力をしよう。

 千葉のRさん。お祝いに珈琲を贈ってくれるそう。私も、月末には枇杷酒を送れるよ。枇杷の木を植えていることで、パワーが満ち溢れていくんだね。特に、我が家の場合は、自分自身のためだけにしないことで、神のご加護があるのかもしれないね。

 近くで屋台をしている知人が、神の手に守られている。と言ってくれたのは、決して大げさなことではなかったのかもなぁ。Fさん。時間があれば、Yさんと連絡し合って、一度お出でになりませんか?できれば今月中がいいです。4月になったら、時間的に拘束されるので、ゆっくり話すことができません。
 Fさんの健康な体がなくては、相手にきちんと寄り添えません。
 ご一報くださいね。

 我が家の種から育てたパンジー。基本的には、赤、白、青、紫が咲いた。中でもこの格好が、お転婆を連想させてシャッターを切った。
 定額給付金が入ったら、デジカメを買うぞ!!
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雨上がり

2009年03月20日 | Weblog
 雨は、昨夜の内に降ったらしい。今日は、朝から晴天なり。帰宅して、クリスマスローズに、水遣りをする。鉢植えなのです。風で乾燥するのが早い。晴れの天気より、この時期には、水遣りに気を配らなくては、枯れてしまう。

 火事も多いね。自分も、なんだか燃え尽きてしまいそう。え?、まあ、いろいろあります。時々、自分の性格を僻んでしまうことがある。子どもの頃はてっきり、捨て子だと思っていた。兄と妹に挟まれて、居場所が無くて、殻に籠もっていたよ。

  本は、そんな自分を自由に、別世界と行き来させてくれたし、主人公になれた。いつもヒーローであった。あ・違うか。ヒロインか・・。現実には、何処を探したって、そこまでかっこいい人間はいない。居るとすれば、サイボーグか、ロボットである。

 桑田次郎の『エイトマン』(作者の平井和正より、画家が好きである)に惚れ込んだ。彼のサイボーグ故に、悩み苦しむ姿に、心が締め付けられた。幸子さんになりたかったな。アニメーションだけでは物足らず、コミックを全巻買った。彼の悪との戦い、強化剤が切れた時の苦しみ。エイトマンに対する、谷博士は結構酷い、と感じました。

 アトムは、泣き虫だったり、正義感丸出しだったりするが、子どもの持つ純粋さで、お茶の水博士に、ロボットはそうでないことを訴える。エイトマンの方が、私にとっては憧れであった。背が高く、優しく、何でもできる人間など、居ないことに気がつかなかった青春時代の想いである。

 我が家の狭い庭に、ヒアシンスや、アネモネ。乙女椿、スミレ、パンジー等咲き出して春の装いになりました。枇杷葉も、新芽をかなりにぞかせています。これらが夏に向けて、大きく育っていきます。とても楽しみ。

 春の季節は、冬がなければ訪れて来ない。夏に移るには、春の営みがなければ、成り立たないよ。日本の季節の移り変わりには、其々に様々なことが起きているんだねぇ。この普通に有る自然を、次の世代に渡すために、私には何ができるのだろうか?せめて、枇杷葉を一人でも多く、教えてあげたい思いです。

 でも、傲慢な態度や、自分は知っているんだ。という高飛車な考えでは、枇杷葉は、馴染みません。薬のはずが、いつの間にか毒に転じていきます。私のできていることが、誰にでも可能なら、教えてあげなくても、既に知っているのではありませんか?実行されているのではないかしらん?謙虚な心と態度がなくては、枇杷葉は生きた使い方ができません。

 昨年、実が生った後、葉先を折っておきました。なんと翌年、芽が出て葉が繁りました。其処に、花を咲かせて、実が生りました♪これも、淡路に枇杷狩りに行って、農家のおじいさんに教えてもらったの。
 おじいさん。元気にされていますか?その節は、ありがとうございました。
 お陰様で、枇杷の美味しいのが、作れるようになりました。
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鶯の声が・・・

2009年03月19日 | Weblog
 今日、鶯の声を聴く。ホーホケキョ、ヶチョ、ケチョ。かなりか細い声ですが、なんとか鶯に聴こえました。桜の開花が早まるようですが、まだ咲き始めです。

 研修仲間と、弁当を持って花見に行きました。ちょっと寒かったです。お天気が下り坂で、薄日が差す程度に、1時間ほどで切り上げました。実は、巻きずしを、前日から作って、今日のために持参したもの。

 昨日は、勤務先から帰って、ご飯を(出し昆布を入れて)仕掛け、炊き上がってから蒸らし、ぼうに取り、砂糖、塩、酢を手早くしゃもじできるように混ぜ合わせ、1時間置いた。

 予め味をつけておいた具を、サランラップ・海苔・酢飯にのせて巻いた。具は干瓢、漬物、蒲鉾、竹輪、ほうれん草である。寿司飯がおいしければ食べれる、と手抜きしたもの。

 あはは。でも、集まった人が喜んでくれたので、いっかな?本当は、Eさんもお誘いしたかったんだけど、タイミングが悪くて失敗したよ。お汁も、澄ましを飲んでもらいたかったんだけど、味噌汁にした。

 具は、大根葉です。我が家の味噌なので、お湯で溶いて飲んでもらったよ。料金を払って、作ったものをいただくのも、手作りを食べてもらうのも、食べることには変わらない。

 でも。美味しい!とパクパク食べてもらえると、作った気持ちが優しくなれる。Yさん。Kさんと、Kさん。お付き合いくださいまして、ありがとうございました♪

 Kさんんには、枇杷茶を注文いただきました。着払いで送って、ということです。おお。佐藤さんには、珈琲とカップをプレゼントされました。カップは備前焼です。びっくらこいた!これは、却って高くついたんじゃない?枇杷茶や、枇杷酒や化粧水をよろこんでくれた。彼女の頑張りが、日本で育っていくといいね。

 Fさんには、このブログを読んでくれるよう話したよ。高感度80%です。研修期間中より、成長された形跡あり。きっと実習先がよかったんだよ。私も、近ければ勤めたい場所です。

 何よりも施設長の考えに共感します。直ぐ傍に、1軒屋が空いているらしく、しきりにKさんが、勧めてくれました。(引っ越しておいでよ)う~ん。銀河が居るし、今の所を辞めたくないよ。ここに来させてもらって、自分を取り戻せたんだ。納得できるようにやりたいもの。

 帰宅して、勤務先での研修に参加するべく、家を出る。途中、昨日の知人宅に枇杷のファイルを持って寄る。なんだかちょっとしたことがきっかけで、枇杷の輪が広がっていくよ。これも人助けかな?他人を変えることはできないけど、自分で変わることはできるよ。これからも努力を惜しまない人でいよう。

 昨年生った枇杷の実。一昨年のより味は落ちたが、数は同じだった。雪が何度も降って、枝がしな垂れた。
寒さに弱い枇杷は、こういうのにも影響される。自然の手強さになす術もない。
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雑多な思い

2009年03月18日 | Weblog
 野鳥が来ているのが観えた。鶫かな?体長20cm程。灰色の羽毛で覆われている。枇杷の木に止まって、クリスマスローズの花弁を狙っている。私が庭に下りても逃げない。距離は、5mである。3mに近づいたら、大きな羽音をさせて、飛び立った。

 虫も食べてくれている様子なので、犯人扱いは可哀相か。ネットを張ったり、テグスをするのも、と放置している。花も律儀に咲いてくれるので、どっちにするかが問題です。困ったなあぁ・・。

 昨日今日とすこぶる天気で、明日から崩れるらしいね。巷では3連休らしいが、こちとら、仕事です。5月の連休も無関係だね。まあ、ありきたりの生活で、日々を過ごせればいいのです。金銭的な事と、時間は合いませんが、元気でいられることの根本は、心が健康なことですね。

 仕事帰りに、知人にお会いしましたが、輝くことを何か持っていると、気配が違いますね。枇杷葉の効用を説くと話、是非にと薦めておきました。ご実家に大きな枇杷の樹があるそうです。うふふ♪何故かしら、枇杷が繋いでいってくれるんですよ。

 ほんとうに不思議でしょう?知人のお義母さんがご一緒でしたが、やはり枇杷の話は聴かれているようですね。古来から、伝わってきたことは、民間療法であっても、効果はあるのです。胡散臭いサプリメントや、ダイエット商品よりもいいよ。

 但し、自分でするという手間が惜しい方には、効果はありません。また、やり始めて、途中で挫折した方には、却って災いが出ます。これで病院に行けば薬漬けになります。これからの高齢化社会の一員となって、日本の行く末を案じていてください。私は、真っ平ごめんです。

 おお、そうだ!勤務先で、私に対して意地悪な態度をしたり、上司の居ない時にだけ、うまくさぼったりを繰り返していた人が、移動になりました。また、私に近づけなくなりました。そうなの。そうなんですよ。どういう訳か、結果が出てしまうの。

 私がしているのではないのですが、裏表の邪悪な心がある人は、こういう結果になります。キリストの愛は不変、というのもこういうのかな?自己犠牲は厭わずに、仕事をする気持ちがないと、どんな仕事も続かない。

 食べることが生きて行く上では、とても大切ですが、施設の中では、いつも快適で居てもらいたい。そのためには掃除は、必要です。自分がじっとしている時間があれば、トイレ掃除も、床磨きもできます。

 もちろん拭き掃除も。洗濯をして、干す時に衣類の皺を伸ばして干せば、取り込んでたたむ時に簡単ですね。ちょっとした工夫があれば、結局は楽ができます。基礎、基本をどうするかで、差が出てくるのではないかしら?神さまは、全ての生き物に、平等に1日を与えてくださっていますが、人間ほど使いこなしていない、生物はいませんね。こういうのも罰当たり、と言うんだよ。

 ♪ゆ~りかごのう~たを、カナリアがう~たうよ。ねんね~こ、ね~んねこ、ねんねこよ~。・・・ビワのみがゆれるよ~。
 子どもの頃に聴いていた童謡の中に、枇杷の歌があるのを思い出して、ネットで検索したら、ちゃんと歌詞が載っていたよ。私は、夏生まれなので、この歌をよく聴いていたのだ。歌ってくれたのは、母の妹である。
 私は、祖母の織った布に入れられ、鴨居にハンモックのように括りつけられて、暑さを凌いでいたらしい。祖母の織った布は丈夫だったし、夏には家中の襖がとっぱわられていたので、伯母は考えに至ったそうだ。
 クーラーのない時代に、汗疹だらけにならなかった訳ですね。
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かくれんぼ

2009年03月17日 | Weblog
 もういいかい?まあだだよ!のかくれんぼ。春があちらこちらに、隠れているんです。耳をそばだて、目をしっかり開けてみれば・・・。白木蓮が明日にも咲きそう。昼間は、どうということもない花達も、夕方から夜にかけて、豹変していく。

 観音菩薩さまが、御出でかと思うような、佇まいの白木蓮は、まるで白蓮の炎が立ち昇るように視える。不思議な光景。白梅や紅梅にも、花の精が宿っているよ。乙女が薄紅の、椿の衣装を纏って、静かに舞う。

 春の宵の、なんとも儚げな美しさであろう。宇宙からは、今しも天女が舞い降りてくる。羽衣を僅かな一時、忘れてしまうような、地上での刻が過ぎていく。

 日本人宇宙飛行士が、宇宙に飛び立った。数ヶ月間を無重力の世界で過ごし、人体に及ぼす、放射能や骨の影響を調べる、というのだ。地球以外というか、他の惑星間で、人体での生命反応がしない、と言う理由に、重力がない。という結果が出ているらしい。

 『地球』という惑星はすごいね!他の星では、猫が豚のようだったりするのかな?蛙が鰐だったり・・。以前観た、ビジターというTV番組では、蜥蜴が人間の格好をしていた。これの最後が、イマイチであった。う~ん???何方か観られた方がおいででしょうか?ヤングスーパーマンも、TVでしていて観たのですが、中途でぶっ切れて、さっぱりわかりません。

 その点小説はいいですね。好きな時に読めて、しかも繰り返して何度でも読めるもの。おお、そうだ。『ガラスの仮面』新刊が出ているの?『アマテラス』も、途中で見かけなくなったよ。それなりのファンはいるんですけどね。

 私が読むジャンルは、特に決めている訳ではない。作家にもよるし内容も然り。断トツ、平岩弓枝さんがいいです。田辺聖子さんや宮城谷昌光氏など、歴史物が好きですね。宮部みゆきさんは、歴史的な部分と、異世界を書かれるので好みです。

 後は、故人となられた松本清張氏の作品は、ほとんどを読破してます。まあ、SFは海外も国内も好きな分野です。星に関する事も、わりと大雑把ですが興味が尽きないですね。趣味といえば、草花・薬草ですよ。今日も仕事から帰って、庭の鉢の配置を換えました。春らしい装いに移動です。

 この3年ばかり実が生っている、南側の茂木枇杷です。木の高さは、2m強くらいで(袋かけが難儀)、横伸びにしようと思っている。
 せいぜい3mかな?種を鉢に植えた時には、枇杷の葉だけでいい、と考えていたのが、いつしか花が咲き、実が生りだして、いただいております。
 こうなると美味しいのが食べたくなるのが人情で、以来せっせと糠と塩を入れている。
さて、今年はどうなるかしら?
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朧な景色

2009年03月16日 | Weblog
 黄砂が飛んでいる模様。花粉も飛んでいるらしい。友人は、花粉症と風邪のダブルパンチで、先週を休んだ、と電話で愚痴っていた。嫁と孫がインフルエンザでダウンしていた。私は、葱と大根で対策を立て、うがいと手洗いを続行した。なんとか感染しないでいるよ。

 腰に違和感があったので、就寝時に枇杷葉の焼酎湿布をして寝た。効果あり。喉にもタオルを巻いて、湿布をしました。イガイガが取れて楽になったよ。庭の鉢植えに、球根の芽が大きくなってきたので、日当りに移す。枯れた茎や、葉の間から、新芽が出てきている。

 冬の寒さに耐えて、陽射しと共に育ち、雨でぐんと伸びてきたんだ。どんなに小さな物にも、生命が宿っているんだね。人間だけが、地球に暮している訳じゃない。ミジンコもアメンボも、蜜蜂も。地球にはなくてはならない存在。もしかすると人間の方が、必要ではないかもしれない。

 自分で、何かが作れる訳ではなく、反対に、生命の危機を呼び起こす、危険な生き物かもなぁ。敢えていえば、記録するために、存在しているのかも。そういう特殊な機能を持つ、一種の障害者なのかもしれない。人間の眼で見て、考えるから、違うことに写ってしまうのかも。

 地球に対して、人間達のしてきたことって、何にもないような気がする。自分たちの私利私欲のために、森を壊し、海を汚しているよ。清水玲子の、初期のコミックを読み返して、惑星間を自由に行き来できたとしても、人類の子孫を、新しい星に残そうとしても、困難な課題が多すぎる人間の行く末は、芳しくない思いがした。かといって、ロボットには、できないこともある。手塚治虫氏は、偉大であったね。火の鳥も読み直そう。

 Yさん。無事に実習終わりましたか?終了式には、みんなと会えますね。Fさんのことが気にはなるのですが、私の方からは、コンタクトがとれないよ。ここを見てもらうかな?彼の抱えている問題も、枇杷葉で治るんだけど。心の中で、きっと迷っているのでしょうね。Eさん。何だか波長が変わったように感じるよ。いいことがあったかな。

 でも、無理はしないでね。あなたにあった、生き方をあせらないでしていってほしいと思います。時々は、ここをのぞいてくれると、うれしいです。

 最近の仕事が変則勤務になっています。友人ともなかなか会えません。直ぐ近くに居ても、お互いに仕事がある。友人は定年退職になり、私は、正職員に採用となったためです。4月かららしいのですが、11月まで延期にしようかな。う~ん・・ちょっと自信がないのね。やるからには、全力で取り組みたい気があるの。迷っています。ハムレットの心境です。

 陽射しが一段と暖かく感じれる、春の午後。我が家の庭の様子です。
 リナリアの群れ。毎年種がこぼれては咲く。健気と言うか、いじらしい花です。
 アリッサムも冬でも咲いてる。生命力の逞しさですね。
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草萌

2009年03月15日 | Weblog
 庭の隅に、蓬が出ている。草餅が作れるにはほど遠い生え方です。でも、なんとなくうきうきしちゃうね。今日は、布団干しもできたし、花の苗の植え替えもできた。午前中の休みはありがたい。まあその分、帰宅時間は、夜にずれこむんです。

 帰り道、オリオンや、昴を久しぶりに観た。ルーリン彗星は、双眼鏡がないと、ちょっと無理。しか双眼鏡は、クソ餓鬼に壊されて使えない。親は、お詫びには来ない、修理代は払わない。躾ができていません。いや、親にです。こういうのが普通の感覚とすれば怖い。常識って、なんなんでしょうねぇ。

 近所にも、躾の出来ていない小学生、中学生、高校生が居ます。フェンスを飛び越えて、庭に入るわ。駐車場を駆け抜けるわ。先日も、車が傷んでいたら弁償させるよ。って言いました。車にボールを当てるのって、凹んだら、修理です。

 自分地ではさせてもらえないからって、他所ン地でやるのかい?ほんっとに子どもの躾のできない親の、なんと多いことかしら。で、こういう親に限って、自分地はきれいにしてるよ。外は関知せずだから困るね。お八つは持たせて、ゴミはそこらに・・・。
 
 家の中では、掃除機を日に何度もかけている。当に誇り(埃)高きと言うべきかな。掃除ってね、上から濡れ雑巾で、埃を落とし、新聞紙を濡らせて、掃いて片めるの。廊下は、雑巾掛けをする。それから掃除機で、固めたゴミを吸わせる。もう一度、雑巾掛けをして、その汚れた雑巾を洗って、外に干して終了です。

 掃除機で何度であろうが掃除をしても、埃を立てるだけで実質的にはしてませんね。ですから私は、いつも手抜きでしています。雑巾掛けだけをします。掃除機は1ヶ月に1度です。毎日、手間のいったことをしていた日には、家事がうんざりになってしまいますよ。

 風呂場も、洗濯機も、枇杷湯をし始めてから、楽ちんになりました。以前は、掃除に時間ばかり取られていましたのが、枇杷湯とボディシャンプーとで、簡単だし、きれいになるわで、ほんとうに大助かりです。冬場に、背中が痒くなったり、荒れて困っていたのが嘘のようです。

 あれは、湯船を化学洗剤で洗うからです。加えて湯船の汚れは取れません。先日は、賞味期限の切れた、ジャスミンティーを風呂に入れて入りました。微かな香りがいいですね。市販の○○では、匂いがきついし、全身に発疹が出てしまうの。牛乳風呂もいいんですが、う~ん・・高いのもね。

 今晩は、桜湯にしてみよう。枇杷茶にしてから、あんまり他のを飲んでなくて、全部、賞味期限が切れているのよ。ラベンダーもあったよ。あ・洗濯物に、色が付いちゃったぁ。

 東側にある長崎、茂木です。実は、これが一番早く種を植えた枇杷なんです。
 ところがここに、木香バラを植えてしまい、勢いに押されて、丈ばかり伸びた。
 
 木香バラが、余りにも踏ん反りかえるので、剪定を大幅にしたところ、一昨年に初めて1枝、花がついた。
たった1つではあったが、実もなった。昨年は5枝花が付いた。今年は幾つ、実がなるのだろうか?
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銀河も湯たんぽで

2009年03月14日 | Weblog
 天気は回復したようですが、ちゃぶい・・・。足元には湯たんぽを入れて、暖をとっています。炬燵は、客間にあるため、そこまで行くのが面倒。しかもパソコンは違う部屋にある。加えて、風邪を引いては、仕事に支障が出るの。袢纏を着込んで、喉に熱い枇杷茶の湿布をして、手覆いをする。温っかいなぁ。

 朝から先程までは枇杷酒で喉湿布をしていた。枇杷葉が乾燥して来、ごわごわし始めたので、枇杷茶に換えたの。大根も、三杯酢で即席漬け。喉の痛みにはよく効く。黒豆も玄米酢で漬けるといいようですね。豆を食べても良し。エキスを飲むのもいい。黒豆をことことと煮るのは、手間もかかるので、この方法が案外いいかも。

 豆は全般的にいろいろと活用範囲が広い。私は、大豆を、カレーの中にも入れます。冬場に、トマトや胡瓜の夏野菜を、わざわざ買って食べるより、身体にはいいような気がしますよ。消費者が買わなきゃ、生産者も考えると思うよ。

 これからの農業は、高齢化していくし、地産地消だって言うくらいなら、根本を変えて行かなきゃ。農薬は使わない。有機肥料の使用。手間や時間、人手が必要になってくれば、仕事のない人が働けるんだよ。

 百姓をなめたらあかんよ!心のこもった野菜には何をおいても、味の良さがあるね。見た目の良さって、人間で言えば、整形することだよ。ありのままの自分を受け入れてくれるのは、自然に己を添わせることではないかしら?病院にかかり、注射や薬を飲むのが、本来の人間の姿ではない。これから先も、できうる限り、枇杷葉で予防に努めよう、と思うのです。

 庭を1巡する。枇杷葉の、傷んだ葉を採りながら、ふと、その葉の元に目がいった。新芽が芽吹いてきている。生命の神秘さというか、逞しさであろうか。数十本の枇杷苗も、枯れているように見えるが、小さな芽をつけている。まだ鶯の声は聴こえぬが、確実に春の到来が近づいているんだ。

 川の水も、冬場には『ちょろ』ともしなかったのが、歌いだしてきているよ。日本の巡り来る季節に、なんだか感動しちゃったね。うふふ、日本に生まれて、田舎に育っててよかったなぁ。これから地球がどうなるか、って心配よりも、人間がどうにかなるのが案じられるよ。
 
 地球自体は、異危険が迫れば、自ずと再生する機能に切り替わっていくのじゃないの?枇杷葉の苗木を植えている家を、ちょくちょく見かけます。水をいただきに行かせてもらっているAさん地にも、私がうだうだいうもので、庭師さんが持って来て、植えられたそうです。

 枇杷も植えてから、2年くらいは葉を採らないのがいいですね。根が大地に下りて、しっかりと張れば大丈夫です。ですから、小さな苗から植えて、そこで大きくするのがいいのです。

 最近は3年ほどで結実するのもあるようですね。品種改良されているのが悪いとはいいませんが、できれば原種の方が、ほったらかしで育つので、いいようにも思えます。また、いろんなことへの免疫があって、丈夫ですよ。但し、年数がかかる。それが欠点かもしれません。

 千葉のRさんに枇杷を店頭で買うように話したんだけど、農薬がかかっているから怖い。と言うのね。え?と言う感じ。枇杷って農薬をかけなくても、というか。あれ自体が殺菌作用があるから、必要がないよ。そう答えたのに、見た目が悪いから、かけてるよ。ぽつりと呟かれた。

 安心してね!我が家のは、正真正銘の無農薬ですからね。枇杷酒を作るのも、農薬があるかと思うと、作れないよね。化粧水も心配だよ。体にいいことをするのに、心配しながらなんて、心に負担が増えちゃうよ。

 我が家の枇杷の実。チャボの卵大です。新聞で袋を作ってかけます。昨年は、一昨年に某新聞紙上にT画家さんが、枇杷はあまり美味しくない。という書き込みに1枝分を、新聞社宛てに送らせてもらった。

 私の枇杷は、甘酸っぱくて美味しいのです。農家のプロにも絶賛されました。木村さんの林檎ではないけれど、丹精込めて枇杷にお願いをすると、叶えてくれるようです。

 初夏の僅かの間の果物ですが、それだけに気が抜けません。
 この後、1週間経って、木から捥ぎました。
 
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風邪を引けば・・

2009年03月13日 | Weblog
 子どもの頃には、川っ淵を歩けば、氷柱がぶら下がっていた。冬の田には、何にもなくて、広い遊び場であった。藁ぐろに登り、崖を飛んだ。この時期には冬眠している生き物がほとんどで、安心してもいられた。夕方の陽が沈むまで、靴を泥んこにし、家に入ると冷え切った体を、炬燵に潜り込ませたが、次の日は風邪で学校を休んだ。

 祖母は、川の淵まで行って、イタドリの根を掘って来る。すり鉢に擂粉木で練り潰し、喉に手ぬぐいで貼ってくれた。扁桃腺を持っていたから、高熱に朦朧としていたが、不思議と夕刻には治るのだった。白いご飯のお粥に、梅干が定番であった。村の雑貨屋に、母が行き、桃の缶詰を買い、一切れを食べさせてくれたっけ。

 あの頃は、無医村であったように思う。町まではかなりな距離を、大八車に乗せて運ぶか、熱のある体を負ぶわれてであった。そうでなければ、ふらつきながらも歩く。これだと寝て入る方が楽であった。祖母は、藁に包んだ氷柱を、額に当てたり、口に入れて嘗めさせてくれた。冷たく甘く、とても美味しかったなぁ。

 南極の氷などとは比べられはしないが、敢えて買いたいとも思わない。現在の故郷は、激変していて面影すらない。祖母が私にしてくれたことは、返してはあげられなかったが、思いを綴ることはできる。幼い頃の想いは、脳裏に焼きついているんですね。心の映像には、実に鮮明に映し出せるものでしょうか。

 孟宗竹を、鋸で挽いて、鉈で真っ二つに割り、節を取って、片方を火で焙って曲げる。スキー板を作ってくれた。縄と針金で、足が入るようにし、両手には竹箒の柄を持っている。雪の降り積もる裏山から庭までの、斜面を滑って下りた。

 祖母は工夫することの名人であった。春になって遊びに厭きれば、もう一度鉈鎌で、細かく割いて豌豆の手にする。そういうことのできる祖母であった。あの頃には何もなかった、と思っていたが、今よりは遙かに、伸び伸びと大らかな一時があったように感じてしまう。

 孫を相手にしながら、してやれることの少なさに淋しくなるよ。先日も、孫の通う小学校で、『昔遊び』をしたが、ありきたりの遊びの相手で、少しがっかりしたよ。まあ、雪もなかったんだ。

 校庭に竹で組んだ、大きな篭を置いて新聞を貼る。その上にビニールシートを被せて、その中で遊べるような仕かけも楽しいよ。新聞やダンボールは案外、温かいから暖房器具は置かないで、遊べるのがいいようにも思うけどな。ちょっとした創意工夫は、断然面白い、って考えないのかな?

 使用後の竹は、燃やして洗剤になるし、消臭剤の効果もあって、環境にはちょうど最適だよ。物を大切に使うとか。再生することってのは、そういうことだと思うの。但し、竹は刺さったりすると膿んじゃうからね。

 でも、枇杷酒に浸せば、直ぐに治るんだよ。扱いはきちんと説明し、繰り返し教えていかないと、人類は破滅につながっていくね。
 漆や櫨がどれやら知らないで、触って大変なことになるより、うまく使うことを学んでおく方がいい。そういうのが昔遊びだって思うなぁ。

「銀河」と呼んだら、迷惑そうに振り仰いだ。ちょっと写させてよ。に冷たく応じた。
 この後、廊下を走りご飯を食べに行った。
 
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春眠・・・

2009年03月12日 | Weblog
 クリスマスローズに、鳥が来たらしい。せっかくの花を、食われておるではないか!しかも、白色の方です。枇杷の根元が拙かったのか?とほほ・・明日は雨らしいので、どうしようか迷ってしまう。とりあえずは水を遣っておく。

 野鳥に悪気はないのであろうが、花は甚だ迷惑というもの。何か野鳥の餌を撒いておこう。啓蟄を過ぎてから、虫が出て来ているのを感じるよ。花も、蕾があちこちに見える。

 奈良のお水取りも終盤になり、空気も風も軟らかい。土の温もりも心地よい。川側の斜面が、草でぎっしりになってきている。木香バラも、枝が垂れてきている。今度の休みには、フェンスに這わせたり、不要な枝を切詰めよう。

 此のところ、まとまった休みがなく、どうも落ち着かない。枇杷茶も花芽はしたのだが、葉がまだ残っている。箱で保管しているので、乾燥だけはしっかりしている。これも初めはわからなくて、腐らせてしまった。

 枇杷葉が、生命力の強い木で、光合成をかなり長くしていることに、気がつかなかった故である。ナイロン袋が室内では便利なため、入れっぱなしであったのも拙かった。葉自体が黴てしまい、臭いがして、結局は大量に捨てた。

 お茶は香りが命であるから、自分で飲むのも嫌であった。まあ、失敗は成功のワンステップなので、以来絶対に箱に入れる。寒中に処理できなくても、自然の状態なら、乾燥して保存が利く。但し、鋏がなかなか入らない。枇杷葉が硬くなっているためです。

 春の陽射しを浴びて、銀河はいたくご機嫌である。出窓にへばりついて、日向ぼっこを決め込んでいるのだ。これが、帰宅と同時に『お帰り、お腹すいたよ』と騒がしい。洗濯と、水遣りをしながら銀河のご飯。お八つのケーキを食べようとすると、絶対に生クリームが要る。というか、生クリームしか食べないの。

 大好物は、夕張メロンです。しかたなく私は残骸を食べる有様。果物がのっかっていても、不味いのはよく知っています。そんなに贅沢をさせた訳ではないよ。ほうれん草や大根葉も好物です。あ、今日は水菜を食べておったわ。苦手、柑橘類です。特にレモンは、蜂蜜漬けでもそっぽを向きます。こりゃ!梅干もいけない。

 淡路田中の2年目。こんなに小さかったんです。この時の丈は、20cmほどで、葉だけが大きい状態でした。寒肥を市販品から、糠と塩に換え、毎年入れるようになって、随分と節約できます。米の60Kgの袋に一杯入って、¥500前後ですから、格安なんです。これに1Kgが¥300ちょいの塩を入れて、丁寧に混ぜ合わす。たったこれだけです。

 塩は、いろんなのがあります。高いのや安いのがありますが、苦汁のあるのや、甘味を感じるのにしてくださいね。精製塩では、木が傷んでしまいます。 

 できれば海水をかけるのがいいのですが、自然の状態でもない限り、無理でしょう。
 夏場には、塩だけを入れます。収穫後のお礼肥えです。
 水遣りは欠かさないようにしましょう。
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