田舎暮らしのサンデー毎日

望まなくても、前期高齢者の仲間入りされられちゃった、年寄りのわがまま日記です。

古くて懐かしいもの

2009年04月03日 | 田舎暮らし
風が冷たくて、気温が上がらない。
なんと、8時40分から11時半までの長い「作業停電」連絡はあったが、すっかり忘れていて、家内の洗濯機は中断、ポットのお湯はぬるくて、コーヒー飲めない、テレビ、パソコンはもちろん駄目、参ったのは「暖房器具」室内が冷え込むが、久々の灯油ストーブを慌てて物置から引っ張り出して、灯油を入れて火をつければ、芯が短くなって、完全燃焼してくれない、洗面所のお湯は沸かない、

ひかり電話の我が家の電話は通じない、玄関チャイムも鳴らない、いやはや、電気って、こんなに生活の中に入り込んでいるのだ、昼はご飯が冷たくなって、やむを得ず、孫達連れて、久々の外食となってしまった、孫達は大喜びだが。

今まで、「作業停電」といっても、せいぜい15分程度だったから、こんなに長時間の停電は、初めての経験だ。

考えさせられる、災害時の対応なんて、何もやっていないが、電気だけでも、パニックになる現代生活、子供の頃の「火鉢」「洗濯板」「らんぷ」等、日常生活の中で、他人によって、生活リズムが壊れることなんて、無かった。
「囲炉裏」には、何時でもお湯が沸いていた。
古くて、懐かしい生活用品を思い出して、感慨深い時間を過ごした。

便利さに浸りきっている、わが生活、1日も電気の無い生活なんて、考えられなくなっている。
電気のありがたさを痛切に感じた「作業停電」だった。