角山隊長の推しで、お茶をはさむことに。
西鉄に乗って、大橋まで。
店内には古いエアコンがまわっていた。
一見、ストイックな珈琲店に見える『手音(てのん)』。
バッハが流れていた。
手前はメニュー
できるものは、珈琲のみ。
ブレンドは「爽」と「薫」の2種。
「薫」をお願いする。
いっぺんに注文が来たので、ネルドリップはこんな有様に。
自家焙煎した豆は、ミルにかける前に、焙煎ムラを選別。
はねられた豆をミルにかけて、機械内に残った前の種類を
押し出してから、新たに挽く。
ネルでゆっくりと膨らませる。精神を集中して。
なんか、仕事に忙しい時こそ台所に逃げ出して、珈琲を淹れたくなる。
美味しく淹れるコツを問うと、豆に尽きるとのこと。
うちで淹れるのとちがい、香りが深い、味もふくよかである。
なかなか素人のペーパーフィルターではこうは行かない。
巨匠が注文したアイスコーヒー。
シェイカーに入れて、氷桶の氷の上でクルクル回転させる!
氷にはシェーカーが装着できるように溝が切ってあった。
アイスコーヒー。
苦味、甘み、いろんなものが交じり合った味わい。
一本裏通り、ほっとひと息できる、静かな店だった。
珈琲 「手音(てのん)」 福岡市南区塩原4
福岡はおいしいものがいっぱいありますね!
僕も大橋に住んでた事があるのですが、こんな店は知りませんでした。コーヒー、おいしそうですね。
福岡ってえと、屋台、モツ鍋、ラーメンに玄界灘の魚とホンマに舌と胃袋が喜ぶような所でした。
雑味のない美味い珈琲でした。
バッハのBGMに我々のぶとり体型は似合いませんでした。
でもまだ真に博多の魅力には触れていない気がしてならんのです。たぶん人なんでしょうけど。
大阪はいたるところに大阪のおばはんがいるけど、福岡は大都会すぎて、おつにすましてる気がしてならんのです。今回店で言葉を交わした人、ほとんど共通語だったような気がしてね。