フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ポリープ切除

2009-04-24 | 日記

今日は、がん検診を受けた際、「便潜血反応」があったので、精密検査を受けるように言われていて、先だって登録した大腸内視鏡検査の日だ。昨日夜から絶食し、今朝は7時から、腸内洗浄を行った。ムーベンという薬を2リットルの水に溶かし、180ccを15分おきに飲み、2時間以上かけて全部飲み干す。すると、飲み始めて1時間後から排便がおこる。これが、数回あって、全てを出し切るというもの。ここまでは自宅で自分でやった、病院でやる人もあるそうだ。

その後病院へ行く、検査着に着替えてから、体温と血圧を図る。異常は無い。担当の看護士さんがしきりに大丈夫ですかと聞く。その後、朝からの洗浄のため水分が不足しているというので、それを補給するため点滴が始まる。手術室に行くと、今度は痛み止めの筋肉注射を右腕に打たれる。同時に、軽い睡眠剤を点滴に混ぜる。すると、なんともいえぬ眠気が襲ってきた。ただ、肛門あたりで何かしているのは感じるが、痛みなどは全然無い。しばらくウトウトしたかと思ったら、「終わりました」と声をかけられた。

5ミリほどのポリープが1箇所あったので切除したとのこと、実際に、切除した赤い小さなポリープを見せてくれた。形が良いので悪性ではない、とのことだった。睡眠薬が効いていて、歩き難いので、車椅子で部屋に帰る。しばらく待つと、これぞ病院食という、食事が出てきた。おかゆ、岩のり、野菜の煮物、味噌汁、バナナとキーウイのデザート、さすがお腹が減っていたので、美味しい。これを食べ終え、着替えて手術が終了した。

今後の過ごし方の説明を受ける。しばらく出血の恐れがあるので、よく見ておいて欲しいとのこと。当面、刺激物、アルコールは禁止と書いてある。もちろんカレーもだめ。コーヒーは良いとのこと。カプサイシンとアルコールが禁止されたのがつらい。

何はともあれ、これで当面、大腸がんの心配は無くなった。今後の人生を充実して生きるためには、健康と体力が第一だ、と改めて思った。