今日は、所属するフルートアンサンブルの5月第3回例会。本来なら23日だが、これも、新型インフル流行のため、今日に延期された。
練習は、ドボルザーク弦楽セレナーデの第5楽章「フィナーレ」。この楽章は難しい。まず、アウフタクトでの入りが難しい、次にドボルザーック特有の軽快なリズムの刻み、細かく変化するダイナミックス、最後に速いテンポ、これらを意識し吹き通すのは、至難である。先生の指導は、できる限りテンポを落として正確に演奏せよということから始まった。ゆっくり演奏するのも難しく、ついつい、先走って早くなり、他の人のテンポとずれてしまうのがいけない。慣れるにしたがい、徐々にテンポを上げていく。結局、半分やらずに、セレナーデの練習は終り。
次に、イギリスの作曲家エルガーの威風堂々。調べてみると、エルガーの威風堂々は6曲あり、私たちがよく耳にするのは、第1番ニ長調。演奏するのもこの曲。中間部の旋律が威風堂々の雰囲気だ。1901年に作曲された。ちなみに原題は"Pomp and Circumstance"「華麗な儀式ばった雰囲気」とでも訳すのだろうか。シェイクスピアの戯曲「オセロ」第3幕第3場のセリフから取ったといわれている。小さく、刻みをいれる所の運指、有名なメロディのところの盛り上げがポイントだ。
次にドボルザークのスラブ舞曲第10番。今日初めて練習したが、哀調を帯びた実に美しい曲である。各パートごとの出番があり、吹いていて楽しい曲だ。