フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

樹木のカット、フルートアンサンブル、ホースショー

2010-07-31 | 日記

5時30分起床。外気温18度、室温23度、湿度70%。
空は曇っていて、湿度が高く、むしむししている。

天気予報では、今日もいい天気になり暑くなるとのことだ。

9時から庭作業開始だ。まずは畑の様子を見に行く。ヒマワリが大きくなってきて、互いに太陽光線を奪い合っている。混みあってきてしまって、曲がったり、成長が止まってしまっているものを植えかえる。この強い日差しでダメージを受けるのは間違いないが、共倒れするよりましだ。

オクラが大きくなってきた。今日はシシトウ、ナスビを収穫する。

次は、庭の西側を回る。樹木の下草が繁茂してきている。大事なコハウチワカエデを覆っているクロモジを根元から伐採する。足元が不安定な作業だが、これでコハウチワカエデも元気になるだろう。

その後、昨日伐採したコナラの枝を整理する。同時に、40センチごとにしるしをつけて、カットして行く。夏の樹木は水分を吸って重い。それを持ち上げカットした樹木を差し込み、少し浮きあげる。そうするとチェーンソーで切りやすくなるのだ。樹木の根元は太くてなかなか切り落としにくいが、ようやくすべてを40センチにカットし終わる。

ちなみに年輪を数えてみると25本あった。25年の歳月をこの土地で生きてきたかと思う。

時計を見ると12時近くになったので、今日の作業を終えることにする。

汗びっしょりになったのでシャーを浴びてすっきりした後、昼食だ。こんな時はざる蕎麦しかない。冷蔵庫に残っていた「生そば」(横内製麺)を茹でる。ざるに盛って、摘んできた自生の三つ葉を載せると「もり蕎麦」の出来上がりだ。残念ながら、少し茹で過ぎてしまい腰が弱かった。

昼食後は、フルートの練習だ。今夜は久しぶりに「八ヶ岳フルートアンサンブル」があるので、しっかり練習しておこう。
まずはロングトーン。昨日練習しているので、音はまずまずか。「毎日の練習」はテンポ92で、パターン1に戻る。滑らかさに気をつける。「ロマンティック・エチュード」はNO13、NO14、No15をやる。NO13のトリルがなかなかうまく決まらない。NO14のダブルタンギングは大分こなれてきたか。NO15は、「糸巻き」をイメージしてクルクル回るような雰囲気で吹く。

バッハ3曲は、さらっと通す。

次に八ヶ岳フルートアンサンブルの「カルメン」。第1楽章のトリルが、我慢ができず、少し短くなるのが気になる。第2楽章の「間奏曲」を丁寧に吹く。第3楽章は、16分音符の滑らかな演奏と、トリルが難物だ。「トランペット吹きの休日」はさらっと通しておく。

今日は、小渕沢で「ホース・ショー」がある。私がフルートアンサンブルに行っている間、一人で家にいるよりも、見に行こうということになり、悪いが舘さん夫人にもご一緒していただいた。原村公民館へ行く途中、二人を、小渕沢におろす。
今日は、原村のメイさんの家の建築現場に行こうとおもい、近くへ行ったのだが、地図がうろ覚えのため、結局メイさんの家にたどりつけなかった。せっかく地図を送ってくれていたのに申し訳ない。


その後、カントリーホームへ寄って、注文していたチェーンソー用の「ヘルメット」と「防護靴」を受け取る。「防護靴」はずっしりと重く、後ほど、裏に自分で鋲を打ちこむことになっている。

その後、原村公民館へ。今日は「カルメン」の新しい楽譜をいただいた。「Habanera」「Escamilos Lied」「Seguidilla」「Ablosung der Wachen-Lied der Strasenjungen」の4曲。最後の曲を2度やってみた。

後はカルメンの3曲、(と思っていたが、実は4曲)の演奏だ。久しぶりに皆さんと一緒にアンサンブルをやったので、ついていくのに戸惑った。休止符のカウントも上手くできず、困っているうちに練習は終了。


12月の発表会では、ほかに何かやることになっていて、その曲選びで話し合う。結局、「ダニーボーイ」をやることになった。参加者はほとんど何も言わないので、先生も困っていたようだ。「八ヶ岳フルートアンサンブル」の雰囲気は少し硬すぎるかな。
せっかく貴重な時間を一緒に演奏しているのに、少しよそよそしすぎる気配だ。

練習終了後、妻たちを迎えに行く。小渕沢の道の駅は、車でいっぱいだ。丁度、花火が始まっていて、真上でどんどん上がっていた。花火の途中で悪いが、二人を乗せて、帰路に着く。車に乗ると二人からは「暑い!」の連続だ。舘さん夫人をおろし、家に帰りつくと9時を少し回っていた。シャワーを浴びてから、夕食とする。冷えた「銀河高原ビール」が身体に沁みわたった。