青空が広がっているが、雲が多く、風が強い。外気温マイナス7度、室温13度、湿度19%。
午前中、庭、森を散歩する。ホトケノザが咲き始めていた。
山の奥の方は全く手入れされておらず、倒木や朽ちた木がそこらじゅうに転がったり、引っかかったりしている。木々は強い風に煽られて、「ごー」と言う声をあげていた。
昼からは、庭作業だ。東側の、ヤマザクラ2本、リョウブ1本、ツノハシバミ6、7本、朽ちた栗の木を2本を伐採する。伐採した樹木は、薪用に40センチのカットしておいた。作業をしていると、大泉のりゅうちゃん夫人からテレが入って、夕ご飯をご一緒にしませんかとのお誘いだ。昨年から、何度か声を掛け合っていたのだが、日程が合わず、ようやく今回上手く日程があった。
りゅうちゃん宅では、家の周辺に明るい色をした四角のタイルがはられていた。玄関のドアも、丸いガラスがはめられていて、お洒落な感じに生まれ変わっていた。早速、食事と楽しいかたらいの時間だ。二胡のBGMが流れている。
りゅうちゃんの昨年末のダンス大会は、奥さん曰く「非常に上手かった」とのこと。もとは奥さんの誘いでお二人で社交ダンスを始められたが、りゅうちゃんが腕をメキメキあげたとのこと。奥さんは、今、二胡の演奏にはまっている。弓を引くときに力を抜くように指導をうけているとのこと。りゅうちゃんが以前からおこなっている、全身の力を抜いていく「ゆるゆる体操」の考え方が役立っているとのこと。そういえば、私も、フルートをやっていて、肩、腕、指の力をどう抜くか苦労しているんですよ、という。身体の動かし方に共通するものがあるのだ。
りゅうちゃんは、最近、あらたに「トカゲ体操」を始めたとか。オリンピック陸上選手の走り方は、分析するとトカゲのように全身をくねらせている、とのことで、それを取り入れる体操だ。もともと、地球上の生物は魚から発展したが、魚は、左右に身体をくねらせて泳いでいる、それが陸上に上がってきてトカゲになった。トカゲも、歩くときは、身体を左右にくねらせている。しかも、それは非常に速い。そのトカゲの歩き方を、人間にも応用しようと言うのが「トカゲ体操」の理念だ。「トカゲ体操」のエクササイズは、非常に疲れるらしい。
りゅうちゃんは、趣味が多彩でまだまだいろんなことに挑戦したいそうだが、仕事も忙しく、八ヶ岳でゆっくりする時間もなかなか取れないようだ。色々楽しい話をしていたら、あっと言う間に8時過ぎになったので、お暇することにした。