フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

足踏み状態が続くフルートレッスン

2013-06-19 | フルート

「アダージョの森」の庭にはアヤメが咲き始めた。色合いといいスクット立ち上がった姿といい、この梅雨の時期には無くてはならない花だ。困るのは葉がススキと似ているので、誤って刈ってしまうことがよくあることだ。

今日は、1か月ぶりのフルートレッスンの日だ。いつも通り、トム君が元気に迎えてくれた。このごろは言葉がはっきりしてきて、部屋に入るない「バイバイ!」といって挨拶してくれるのが面白い。

さて、レッスンの方だが、大阪での野暮用や庭づくりに時間と気持ちを取られてしまって、あまり練習できていなかったのが、てきめんに現れている。

アルテ第27巻のNO2及びNO3でストップしてしまっている。NO2のほうは、運指がややこしくて、どうしても途中で詰まってしまう。先生からテンポを落として、確実に指が動くようになるまで練習して、その後、テンポを少しずつ上げていくようにとの指導あり。

NO3のほうは、♯4つ(Cismoll)から♯7(Cisdur)への転調の譜読み、装飾音の入れ方、カデンツァの落ち着きが課題だ。どうしても慌ててしまって、ナチュラルになったりすると、ややこしくなりミスってします。そのほか、譜面のritなども的確に入れるようにとの指導があった。これらが次回までの宿題だが、この27課はなかなかの「山」になっている。

この「山」さえ越えれば、エチュード的な流れからは卒業して、28課からは、曲中心の楽しいレッスンになるのがいい。