フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

「あぁ、友よ!何と楽しい日!」

2013-08-08 | フルート

今日の昼からは、清里の森音楽堂のコンサートに出かける。清里小学校出身のテノール歌手、大澤歩土(おおさわ あるど)さんと森田基子(もりた もとこ)さんのピアノの演奏会だ。

主催は「大澤歩土を支援する会」だ。八ヶ岳で多彩に音楽活動をされているUさんなどが世話人になっている。

3時からコンサートが始まった。前半はヘンデルのオラトリオ「サムソン」より「太陽が地平線から 朝焼けの雲に彩られ」、「メサイア」より「我が民を慰めよ、全ての谷は埋め立てられた」、のびのびしたテノールの響きが心地よかった。

ピアノ演奏はドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」「沈める寺」「雨の庭」。ドビュッシーの曲にしては、演奏が少し硬い気がした。

後半は、ドナウディ、レスピーギの歌曲の後、「ドン・ジョヴァンニ」から「恋人を慰めて」、父親を殺されたドンナ・アンナを慰め、復習を誓うオッターヴィオの有名なアリア。私も好きな曲だ。もう少し歌声に力強さが欲しいところだ。

2曲目のドニゼッティのオペラ「連隊の娘」から「ああ、友よ!なんと素晴らしい日!」これは、ハイCが9回出てくる超難度のアリアだ。観客の皆さんも固唾を飲んで聴いていると、いとも軽々しく歌ったのはさすがだった。

ピアノはショパンの「ワルツ 遺作」「ノクターン 遺作」の弾きくらべ。ドビュッシーより、ショパンの方がいい演奏の気がした。「ノクターン 遺作」はしっとりと聴かせてくれた。

鳴り止まない拍手に迎えられてアンコールは4曲。テノールの「カロミオベン「オオソレミオ」の2曲は素晴らしい歌いぶりだった。会場からは「ブラボー!」の声。

昨日清里にやってきて、朝は畑の草刈と収穫、昼からはコンサートと、文字通り今日は「何と楽しい日」になったことか。
 


草を刈ると野菜がわんさか出てきた

2013-08-08 | 

昨日、少し痛みの残る足にサンダルを履いて、大阪を出発し清里にやってきた。

今日は、先ずは畑の草刈から始めよう。草刈機に混合油を満タンにして、畑にいくと、ものすごい草で、植えた野菜がほとんど分からない。ジャガイモの苗は消えてしまっている。草の上に有るのはキュウリとカボチャ、それに3メートルはあるヒマワリとコスモス。

草刈機を唸らせながら端から草を刈る。朝のうちなので未だ草はしっかり立っているので、スパッスパッとよく切れる。野菜を植えている付近は、間違って野菜の苗を刈ってしまう恐れがあるので、手で刈ることにしよう。1時間ほどかけて草刈機で草を刈ると、畑の姿が見えてきた。

妻は、収穫に回り、私は野菜苗の付近の草を抜く。土を掘るとジャガイモがどんどん出てくる。一度に掘り起こしても置いておく所に困るので、今日は1畝の半分ぐらいにしておく。それ以外には、万願寺トウガラシ、ピーマン、シシトウ、オクラ(大きすぎる)、トマト(3種類)ナスビを収穫した。一番大事な成長期に放っておいた割りには、沢山収穫できたのが嬉しい。

大阪で身体がなまってしまったので、午前中の畑作業だけでふらふらになってしまった。