フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

雪の日 2台のチェロが響く

2017-04-01 | アダージョの森

昨夜から雪が降り続いて、朝起きてみると、4月1日というのに8センチほどの雪が積もっていた。3月後半清里に戻ってから、これで3度目の雪になる。今年は春の雪が多い年だ。


ところが今日は八ヶ岳西麓の友達の家で音楽の集いを持つことになっている。清里から雪道を1時間ほど走った。集まったのは八ヶ岳西麓では有名なイタリアン「梅蔵」だ。リーズナブルな料金で味もいいので、こんな雪の日でも、土曜日ということもあり、満席の賑わいだった。

その後はMさん宅にお伺いし、コーヒーをよばれた。これはMさんが、伐採した栗の木を彫って作ったコーヒーメーカーだ。コーヒーは、そのものの味だけではなく、こうした雰囲気も、飲むときの味になってくるものだ。

準備ができたところで、第2部の音楽会となった。

まずは、私のフルート演奏。バッハのフルートソナタBWV1020の第1楽章、これは年末の発表会でやったものなのだが、しばらく練習をさぼっていたので、今一つの出来だった。

しっかり演奏しろと「チョロ」君に怒られてしまった。

次は本日のメインイベント、「チェロ二重奏」。演奏した曲は、「シューベルトの子守歌」「きよしこの夜」「ハピーバースデイ・ツウ―・ユー」の3曲。チェロの低音が雪の森の中に響いた。ズ~ンと体に響いてくる音がいいな。お二人は、日頃熱心に練習をされているということなので、上手くなっていくのが楽しみだ。