フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

リョウブ 梅に似た小さな白い花を咲かせた

2019-08-05 | アダージョの森
南側のバラを育てようとしているエリアに4本の株立ちになったリョウブが生えている。バラの陰になるので、今年の冬伐採しようと思っていたが、
あまりに樹形がいいので、忍びないので切らずに来た。
そのリョウブが、枝先に白い花を一面に咲かせている。
 

梅の花に似た小さな花が、ウワミズザクラのように穂状に咲いている。この花の蜜は昆虫の大好物だ。

 
真夏に花を咲かせる貴重な樹木だ。



リョウブは、樹肌が美しく、しかも緻密で固いので、使い道がある。アダージョの森には沢山のリョウブが生えているので、杭や柵などに浸かっている。
秋の紅葉も楽しみの樹木だ。

リョウブ(令法)
リョウブ科 リョウブ属
学名:Clethra barbinervis
古名ハタツモリ。
分布:リョウブ属には数十種あり、アジアとアメリカ大陸の熱帯・温帯に分布する。
   北海道南部から九州・済州島までの山林に多く見られる。