野性的なヤマユリに対して、優雅で気品があるカサブランカ。
例年、夏の南側を彩ってくれるこの花は、今年は、春の遅霜にやられてしまって花数が少なく、背も低い。
それでも、何とか花を付けて、芳香を放っている。
この赤茶色の雄しべの先にある花粉には気を付けなければ、白い服にでも付くと大変だ。
例年なら、あまりに巨大になりすぎて、少し扱いに困ってしまうところだが、今年は、小ぶりなので安心して側を通ることができる。
カサブランカ
学名: Lilium 'Casa Blanca'
ユリ科 ユリ属
Casa=家、Blanca=白い 「白い家」という意味である。