フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ミソハギ 夏の終わりをピンクに染める

2019-08-25 | アダージョの森
庭にオミナエシと競うようにしてミソハギが咲きだした。
紅紫色6弁の小さい花を先端部に多数つけるので、良く目立つ。
 
 
といっても、これが「いつの間にか咲きだしてきた」というような移り変わりで、
夏の初めのころには、ほとんど気づかないような状態だった。
 
 
ハギに似ていて、禊(みそぎ)に使うからとか、溝に生えているからとか、ということで名づけられたと言われている。
 
 
自然に広がる(根で広がり、種が飛んで広がる)力はたいしたもので、一番遠いと思われるのは、南側の庭にもミソハギの株が見られるようになってきた。湿ったところが好きな花だが、乾燥している我が庭でも元気に育っている。邪魔になるほどの数ではないので、しばらくは広がるに任せようと思う。
 


ミソハギ(禊萩)
ミソハギ科 ミソハギ属
学名:Lythrum anceps
別名:ボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)