フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

コナラ 雑木林の最後の紅葉

2019-11-19 | アダージョの森

今朝の北岳、付近の森の紅葉と冠雪した姿が鮮やかな対比を見せている。その美しさに思わず見とれてしまう。

甲斐駒ケ岳にはまだところどころにしか雪はない 

今日は、妻が諸々の用事のために大阪に戻ることになったので、長坂バス停まで送る。

これからしばらくは、自由でいて「不自由」な暮らしが始まる。

バス停から見た富士 逆光で眩しかった。

アダージョの森に戻ると、青空を背景にコナラが美しい。雑木林の紅葉の最後を飾る。

北の森にあるシラカバやリョウブ、ウリカエデなどはすべて落葉し、コナラ・ミズナラの紅葉が森を覆っている

足元では落ち葉がさらに嵩張ってきた

コナラ(小楢)
学名:Quercus serrata
ブナ科コナラ属

かつては薪炭材とし手入れされ、繰り返し伐採された。萌芽力が強く、ひこばえがすぐに生えてきて、20年で立派な薪炭材となる。シイタケのホダ木に適しているし、落葉は堆肥の原料になる。

樹液はカブトムシ・クワガタの好物、ドングリは鳥類(カケスはよくやってくる)、哺乳類(リス)の食糧だ。