私のいる森を取り巻くように農業用水が巡っている。
これが人工ではなくて自然の小川ならいうことはないのだが・・それでも、夏の暑い日々には清々しい水音が聞こえてくるので、これを「せせらぎ」と呼んでいる。
そのせせらぎに沿って、パッと見にはほとんど気付かないのだが、シュロソウが咲いている。
茶色の小さい花だが、よく見ると6枚の花弁があり、雄蕊と雌しべが色を添えている。
秋になり葉の根本の葉柄が腐ると、樹木のシュロに似た毛になることから シュロソウと名付けられたという。
最初、この幅の広い、シランに似た葉に気付いて、調べるとシュロソウであることが分かった。
この森には、1株しかないので、何とか生きながらえてほしいと思っている。
大きく育てば、いつの日か株分けができるかなと思っている。
有毒植物なので、注意をせねば・・
シュロソウ(棕櫚草)
ユリ科 シュロソウ属
学名:Veratum nigrum
近くで見られていいですね。
以前散歩の時シュロソウに出会ったことがあって
目立たないけれど気になる花だったので帰って名前を調べた事がある花です。
たくさん咲けば素敵♪になりそうでこれから増えていってくれれば嬉しいですね。
秋になり花穂も楽しめるヤナギラン こちらもこれから楽しみですね。(*^_^*)
コメントありがとうございます。
蔵王ではシュロソウが見られないのですか、寒さに弱いのかな。図鑑などでは、どこにでもあるかのような印象を受けていたのですが、わからないものですね。
地味な花なんですが、それとわかると、存在感がありますね。あたりの草を刈って、少しでも増えやすい環境を整えたいと思います。
ヤナギランは、楽しみにしている花です。意外と繁殖力があるので、今後に期待しています。